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【棚橋弘至・連載】第13回:一緒に減量しませんか!? 棚橋弘至の再挑戦宣言

棚橋弘至 モテ筋肉でいいじゃないか

©️新日本プロレス

新日本プロレス「100年に一人の逸材」棚橋弘至が綴る、大胸筋のように厚く、起立筋の溝のように深い筋肉コラム。第13回のテーマは「1年越しに考える本気のダイエット宣言」。

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美味しいもの高カロリー問題

食事は人生の楽しみの1つです。もちろん生きていくために「食べる」という大前提があるわけですが、こんなにも自由な選択肢があるものもなかなかないような気がします。今日は「何を食べようかな?」と考えるだけで、ちょっと気持ちがワクワクしませんか? 僕は…居ても立っても居られなくなります(笑)。

しかしながら「美味しいものは高カロリー」という罠が仕掛けられているのです。お米、美味しいですよね。パン、パスタ、美味しいですよね。揚げ物、最高ですよね。日々の生活にはエネルギーが必要なので、もちろん避けて通れない食品達なのですが、その分量と食べ合わせが難しいのです。

ごはんやパンなどの炭水化物は、消化吸収が比較的速く、血糖値の急上昇を引き起こします。すると体の中では、インシュリンという物質が分泌され、糖を体細胞に取り込んで、血糖値を下げようとしてくれます。この積み重ねが体重の増加に繋がっていくんですね。

かつ、日本の食文化である「丼もの」「定食」なんかは危険が潜んでいます。成分で解説すると「炭水化物」と「脂質」の組み合わせが1番太るという由々しき事実があるのです。

なかなか切っても切り離せない、この二大栄養素。理由は簡単、美味しいからです。これがかなりの強敵です。

ある日のチートデイ
棚橋弘至選手 チートデイの食事(鯖缶 サラダチキン 玄米)

サバ缶+サラダチキン+玄米

棚橋弘至選手 チートデイの食事(パン)

パン

棚橋弘至選手 チートデイの食事(親子丼)

親子丼のごはん大盛り(※震えるほど美味い)

棚橋弘至選手 チートデイの食事(コーラ)

伊良コーラ

棚橋弘至選手 チートデイの食事(惣菜)

チートデイ本番(1食で2784kcal)

棚橋弘至選手 チートデイの食事(お菓子)

追加カロリー

減量の第一歩はやはり「食事から」

世には「何かを得るには何かを捨てないといけない」という見えない不文律があるんですね。カラダ作りで言うと「理想の体型になるには、食事を我慢しなければならない」ということになります。

もちろん、毎日ランニングしているから、筋トレしているから、多少食べても大丈夫ということもあります。が、1時間ランニングしても消費カロリーは200〜300kcalくらいでしょうか? なかなか少ないですよね。

一方、一回の食事で500kcalくらいは簡単に超えてしまうのです。とあるダイエット本のタイトルになっていたような気がしますが、「ダイエットは食事が9割」は、まさに大正解なのです。

僕も減量を始めるとき、まずは食事の内容から変えていきます。試合、練習、筋トレはそのままに、摂取カロリーだけを減らしていくんですね。すると、やはり体重は少しずつ減って行きます。

見た目の変化よりも数字を信じよ

しかし、ここでさらなる強敵が待っているのでご注意ください。

それは…「体重が減っても見た目の変化は遅れてくる」ということです。食事制限しているのに! 運動頑張っているのに! という思いがあるのに、見た目が変化しなかった場合、かなりの確率でモチベーションが下がります。そう、心をボキボキ折られます。

ここで信頼できるのは数字です。体重計に乗る習慣をつけましょう。量るのは朝一番がよいと思います。その数字の変化を見て、昨日の食事内容を思い返すと、減った理由、増えた理由が思い当たるはずです。

こうして、考えてみると一時的に体重が減ったとしても、それはゴールではないことが分かります。そう、つまり日常生活にダイエットを落とし込むことが重要なのです。それはもう、習慣にしてしまい、ダイエットをしている意識すらない状態がベストなのです。

特に僕たちプロレスラーは年間170試合あります。年間を通して、しっかりとコンディションを維持することが求められます。僕のように年一の恒例行事のように体型を崩すレスラーは稀なのです(泣)。

稀なのですが…そこは、皆さんと同じ悩みを抱えているんだ、という親近感に繋がりませんかね(笑)。もし僕がダイエットに成功したら、ファンの皆さんのモチベーションアップに繋がるはず。そして、その可能性をまだ残しているということです(プラス思考)。

1年を経て再度決意。ダイエット頑張ります!

昨年の4月くらいから緩やかなダイエットを始めて1年が経ちました。緩やか過ぎて、増えもせず、減りもせず、まったく同じ体重を維持しています。

ということは、摂取カロリーと消費カロリーが拮抗しているということですね。ならば、摂取カロリーを減らしていけば、自然と体重も減るはず。分かってはいるんですけどね(1年かかりました)

しかし、ダイエットの難しさは単純に足し算引き算ではないところ。食事量を減らし続けると起こる基礎代謝の低下食事の誘惑などなど。なかなか強敵ですが、それに打ち勝つにはやはり目標をしっかり持つことが大切ですね。現役選手である限りチャンピオンベルトが輝いて見える限りファンの皆さんが期待してくれている限り、僕の挑戦は続きます。

よし!もう一度、チャンピオンになる。そして、ダイエットに挑戦するたびに失敗してしまう方々(棚橋含む)の希望の星になる。これ以上のモチベーションはないはず! よーし! ダイエット頑張ります! これで、ますます棚橋から目が離せませんね。

棚橋弘至

たなはし・ひろし/1976年生まれ。新日本プロレス所属。立命館大学法学部卒業後、1999年デビュー。低迷期にあった同団体をV字回復に導き、昨今のプロレスブームをリング内外の活動で支える。

本連載『モテ筋肉でいいじゃないか』は毎月・第2金曜日に公開予定。次回は、2022年5月13日に公開予定です。

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