井桁弘恵さんが初挑戦! コアを鍛える&カラダ整う“骨盤ピラティス”
骨盤の動きに重要なコアを鍛えつつ、骨盤に付随する背骨と股関節の可動性を高めていくのが“骨盤ピラティス”。このメソッドに今回挑むのは、女優・モデル・タレントとして活躍の幅を広げている井桁弘恵さん。(雑誌『ターザン』、No.826〈2022年1月27日発売号〉より全文掲載)
取材・文/門上奈央 撮影/森山将人 スタイリスト/伊藤信子 ヘア&メイク/川嵜瞳 エクササイズ指導・監修/菅原順二
初出『Tarzan』No.826・2022年1月27日発売
上半身と下半身をつなぎ、カラダの中心にある骨盤。
この“要所”を根本から整えるには、骨盤の動きに重要なコアを鍛えつつ、骨盤に付随する背骨と股関節の可動性を高めていく“骨盤ピラティス”が最適解。このメソッドに今回挑むのは、女優・モデル・タレントとして活躍の幅を広げている井桁弘恵さんだ。
「運動は大好きで、昔バレエをしていた時期もある。だから自分の骨盤は“大丈夫なほう”だと信じています!(笑)」と自信をのぞかせる彼女。ピラティスを専門とする菅原順二トレーナーの指南のもと、挑戦。その成果やいかに。
“骨盤ピラティス”に挑戦!
骨盤はカラダの中心にある重要なパーツ。だからこそ、その位置が少しでもズレると全身の不調の原因に。
「骨盤を正しい位置に整えるには股関節を動かして周辺の筋肉を鍛えつつ、背骨の可動性を出すことが大切です。また軸となる体幹を鍛えることで骨盤が安定しやすくなります」と語るのは、“骨盤ピラティス”を考案した菅原順二トレーナーだ。
「ピラティスで骨盤が整うんだ!」
そう感心する井桁弘恵さんは撮影中、菅原さんに「腕の角度、大丈夫ですか?」「これ、体幹で支えるんですね」とそのつど確認しつつ実践。
エクササイズに挑戦してみて…
「井桁さんはすごく勘がいい。指示の意図を的確に汲み、即正しいポーズを取れるのが素晴らしいです」
菅原さんもそのポテンシャルの高さを絶賛。3歳から9年間バレエに没頭し、部活動では陸上やテニスに熱中。「運動大好きです」と言う井桁さんには骨盤ピラティスも余裕!?
「でもこれ、見た目以上にキツいですよ。いろんな筋力が必要。普段はほとんど意識しない骨盤まわりや体幹の“使った感”を味わえました」
骨盤のことは以前から気になっていた
ファッションモデルやグラビアモデルとしても活躍する井桁さんにとって体型管理はルーティンの一つ。そのなかで、骨盤に関する悩みも。
「鏡で全身を映すと、なんとなくバランスが悪い。特に下半身は脂肪がつきやすいし、むくみやすいんです。対策として、寝る時に着圧ソックスを履いたり塩分を控えめにしたり、ふくらはぎの筋トレやストレッチも行うなど私なりに試行錯誤。
ただ以前“骨盤の状態が悪いせいで巡りが滞っているのでは?”と周りの人に言われ、その時から骨盤のことは少し気になっていたんです」
そんな井桁さんが満を持して挑んだ、今回の骨盤ピラティス。
「どの種目も全身を使えて“整う”感じもあり、気持ちいい!ピラティス、いいかも。実は最近ボディメイクのために筋トレを始めたんですが、菅原トレーナーに“今の状態でむやみに鍛えると体型が崩れる可能性もある”と助言もいただいて…」
「指導を通して、股関節や足首の使い方の乱れが原因で骨盤にも左右差が出ていることが分かりました。まず背骨や股関節の位置を正してから鍛えたほうが、筋肉がきれいにつきやすいのではないかと」(菅原さん)
一つひとつのアドバイスに対してひたむきに耳を傾ける姿から、井桁さんの努力家な一面が垣間見えた。
「長年運動をしていましたし、日頃姿勢や食生活にも気遣っているので、自分は健康体だと思っていました。でも10代の頃より不調を感じることが増えましたし、今日の撮影で骨盤の傾きを改めて確信しました。
そもそも骨盤にまで意識を向けられる人は生き方も丁寧なんだろうなと思います。
それに、自分のカラダに気を配れる人ほど周りの人を思いやる余裕があるように感じる。私も骨盤と自分にちゃんと向き合います!」