女性ホルモンが少なくて測定不能!?「総合ホルモンバランス検査」を受けてみた
自分の健康は「日々の己の選択」からの回答の一つ。自ら健やかさを獲得しに行く術を知っておこう。さまざまな最先端検査を解説する当連載『最先端検査ってナンだ!? シリーズ』。今回は「総合ホルモンバランス検査」について。
取材・文/飯田橋うらん イラストレーション/上田よう 取材協力/上符正志(銀座上符メディカルクリニック院長)
初出『Tarzan』No.820・2021年10月7日発売

体内年齢に影響する「DHEA」
今回で〈銀座上符メディカルクリニック〉の最先端検査も最終章。ベーシックでありながら、患者さんからの評価が最も高い総合ホルモンバランス検査だ。
「総合ホルモンバランス検査」で分かるホルモン
成長ホルモン/DHEA/コルチゾール/テストステロン/エストラジオールなど
体内で分泌されているホルモンはおよそ70種類。そのうちの12種類をスクリーニングし、5点満点で評価するというもの。
「評価の基準である点数はその方の年齢の理想値と比較して割り出します。予防医学の分野では“オプティマルレンジ”といって、それぞれの年代における理想値を目指すからです」と、上符正志先生。
一般的な健康診断や人間ドックでの評価の指標は標準値。血圧、血糖値、肝機能、腎機能などの数値が標準値内であればA判定となる。病気じゃなければすべてA。これに対して予防医学では標準のAではなく、最高ランクのトリプルAを目指すというわけだ。
「たとえば50歳の人が100人集まったとすると、ある人はとても若く見えるのに、ある人は同年齢とは思えないくらい老けて見える。そうした個体差の原因のひとつはホルモンです。
とくにマザーホルモンと呼ばれるDHEAは免疫力を高めたりストレスを解消する働きがあるほか、記憶力や性機能などにも関わっています。DHEAの値の差がそのまま体内年齢に影響すると考えられています」(上符正志先生)
理想値のトリプルAを維持するためには、ホルモンバランスを調節することが確実かつ近道。
「5点満点中3点は普通の老化速度、2点は標準以下。定期的な検査とサプリや生活改善で4点以上を維持していくことが理想です」(上符正志先生)
男性の場合、ホルモン分泌は20〜30代半ばがピーク。放っておくと加齢とともにどんどん右肩下がりになっていく。37歳編集ワタベはそろそろ崖っぷちのお年頃。では、ドキドキの検査結果発表!
連載担当が検査を受けてみた
検査を受けた人

ライター・飯田橋うらん(左)/筋トレって何? スーパーフードって何? 健康に無頓着なのに大病とは無縁のラッキーガール。口癖は「博士がそう作ったから」。編集ワタベ(右)/編集部で一、二を争う筋トレマニア。フィットネス大好き、健康大好き。健康追求のためなら惜しげなく快楽を捨てるタイプ。
加齢とともに減っていく各種ホルモン。ウェルビーイングを目指すためにも理想値を目指したい。ホルモン分泌的にはちょうどピーク期の37歳・男ワタベ。総合平均点は4点以上。でも、よくよく見ると赤点項目がチラホラ?
編集ワタベの結果

今回の検体は血液。選ばれし12項目のホルモン評価が5点満点で表される。3が通常の老化速度なので、予防医学や抗加齢医学では4以上を目指す。評価が低い場合、生活改善、DHEAや男性ホルモンのサプリメントなどで点数を向上させていく。
DHEAの値が実年齢+10歳
これはさっき言ったように筋肉を壊していないからだと思います。
女性ホルモンが少なくて測定不能
銀座上符メディカルクリニック
病気の治療ではなく最高の健康状態を保つ医療を目指し、銀座の一等地に開設して10年以上。アンチエイジングドック、サプリメント処方、ホルモン補充、キレーション点滴など総合的なアンチエイジング医療が受けられる。
TEL:03-5524-5588
