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大便を「肛門に運ぶ動き」をなんと呼ぶ?|大便学共通テスト③

腸活の第一歩は、腸から届く大切なお便り=うんこについてきちんと知ることから。知識が身につくこのテストを受けて、大便に対しての理解を深めよう! 第3問は「大便が肛門に向かう運動」について。

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問題③:大便が肛門に向かって運ばれていく運動の名を、次の中から選びなさい

大便テスト

解説:振り子の動きでうんこは運ばれる

答えは「」の振り子運動。またの名を蠕動運動とも言う。

大腸は独自の力で分節運動を行う。腸が収縮と弛緩を繰り返してくびれを作り、分節的に動く運動だ。これは脳や脊髄の指令なしの自律的な運動。こうして小腸から送られてきた食べカスその他を粉砕し、水分を吸収しつつ、ゆっくりうんこを作っていく。

腸の中をうんこが移動するときは一直線にズンズン進んでいくのではなく、一回進んだら少し後戻りという動きを繰り返している。3歩進んで2歩下がるあの昭和の大ヒットのマーチのように。

この振り子スタイルの行きつ戻りつするプロセスで最初はドロドロだったうんこの水分が大腸の腸壁から吸収されていくのだ。

大便テスト

大便学共通テストとは?

腸からの大切な便りを読み解く。これが大便学だ。毎日の便はただの排泄物ではない。腸内環境の良し悪しを表すリトマス試験紙と思おう。

どうやって便が出てくるのか、目指すべき理想の便はどんなものなのか、どうすれば快便に繫げることができるのか。これらを「共通テスト」で一から学ぶことから始める。本質を見抜き、自分なりの答えを出す力をつけよう!

取材・文/石飛カノ イラストレーション/岡田 丈 取材協力/高野正太(大腸肛門病センター高野病院院長) 編集/阿部優子

初出『Tarzan』No.817・2021年8月26日発売

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