【今回の筋肉】坂田航樹さん
メディア勤務=超多忙(!?)というイメージがあるのか…、「鍛える時間ある?」とたまに言われます。実際は仕事が終わったらジムへ行き、全力で鍛えてプロテインで〆る。心身をヘルシーに保つうえで筋トレの日課だけは譲れません。
学生時代はバスケ部で、当時から身長はそこそこ高かったものの、ドリブルもシュートも引くほど下手くそで(苦笑)、唯一“ハマった”のが基礎体力づくりの筋トレでした。
生来大食いで、たっぷり付いていた贅肉が筋肉の肥やしに。フィジカルという武器を手に入れてからは試合にも出られるようになり、筋トレにいっそう夢中になりました。社会人になってバスケをやめてからも筋トレは絶えず続けています。
正しいフォームは、ケガを減らす。
2年前に解剖学の勉強を始めてからは筋肥大のスピードが格段に上がりました。今は解剖学の知識を念頭に全身の筋肉を細かく、バランスよく鍛えることに注力しています。
以前はジムに到着したら速攻ウェイトを手に取りガツガツ鍛えてましたが、今は筋トレ前のアップに30分、時間がない時も10分は費やします。固まった筋肉をしっかり伸ばし、背骨・肩甲骨・股関節の可動域を出してから、その日のメニューに備えてコアトレを行い、筋トレを始める。この流れが基本です。
正しいフォームを習得してからはケガをほとんどしなくなりましたし、バスケ部の頃に運動神経がイマイチだった原因も自分なりに分かってきました。
この間久しぶりにバスケをしたのですが、パフォーマンスは確実に過去イチ! こういう変化が嬉しいし、励みになります。より動けるカラダになるために、アニマルフローのようなファンクショナルトレーニングも始めようかと。
僕にとって筋トレは自信を持って生きていくための手段なんです。