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解剖学を学んでから、筋肥大のスピードが上がった。筋肉図鑑 vol.49|坂田航樹

トレーニングの軌跡を偽りなく物語るもの、それが筋肉だ。第49回はメディアの超大手企業に勤めながらも、ライフワークの筋トレを週7日欠かさないという坂田航樹さん。

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【今回の筋肉】坂田航樹さん
坂田航樹さん
身長182.0cm、体重77.1kg、体脂肪率7.1%、骨格筋量41.1kg。1993年生まれ。学生時代はバスケ一筋。大阪大学大学院修了後、メディア企業に就職。2020年開催の『ミスタージャパン』で王者に輝く。今年の春からはトレーナーとしても始動。インスタは。@kouki33fitness

メディア勤務=超多忙(!?)というイメージがあるのか…、「鍛える時間ある?」とたまに言われます。実際は仕事が終わったらジムへ行き、全力で鍛えてプロテインで〆る。心身をヘルシーに保つうえで筋トレの日課だけは譲れません

学生時代はバスケ部で、当時から身長はそこそこ高かったものの、ドリブルもシュートも引くほど下手くそで(苦笑)、唯一“ハマった”のが基礎体力づくりの筋トレでした。

生来大食いで、たっぷり付いていた贅肉が筋肉の肥やしに。フィジカルという武器を手に入れてからは試合にも出られるようになり、筋トレにいっそう夢中になりました。社会人になってバスケをやめてからも筋トレは絶えず続けています。

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坂田航樹さんの【大腿四頭筋】

坂田航樹さん

「バスケ部の頃から発達。強みと言える筋肉」。構成する4つの細かい筋肉をそれぞれ強化するフォームを日々研究。

坂田航樹さんの【広背筋&三角筋】

坂田航樹さん

 広背筋全体を鍛えるためラットプルダウンをする時は3種類のグリップを駆使。「肩幅も筋肉で8cm程度盛ってます(笑)」。

坂田航樹さんの【大胸筋】

坂田航樹さん

上部・中部・下部くまなく鍛えられたスクエアな胸。「見栄えよく仕上げるにはトレ前の肩まわりのストレッチも重要」。

正しいフォームは、ケガを減らす。

2年前に解剖学の勉強を始めてからは筋肥大のスピードが格段に上がりました。今は解剖学の知識を念頭に全身の筋肉を細かく、バランスよく鍛えることに注力しています。

以前はジムに到着したら速攻ウェイトを手に取りガツガツ鍛えてましたが、今は筋トレ前のアップに30分時間がない時も10分は費やします。固まった筋肉をしっかり伸ばし、背骨・肩甲骨・股関節の可動域を出してから、その日のメニューに備えてコアトレを行い、筋トレを始める。この流れが基本です。

正しいフォームを習得してからはケガをほとんどしなくなりましたし、バスケ部の頃に運動神経がイマイチだった原因も自分なりに分かってきました。

この間久しぶりにバスケをしたのですが、パフォーマンスは確実に過去イチ! こういう変化が嬉しいし、励みになります。より動けるカラダになるために、アニマルフローのようなファンクショナルトレーニングも始めようかと。

僕にとって筋トレは自信を持って生きていくための手段なんです。

取材・文/門上奈央 撮影/大内香織

初出『Tarzan』No.817・2021年8月26日発売

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