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疲労感の原因の一つはサビ!?疲労感に悩むミドル層必見のサプリをターザン読者がお試し
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きちんと栄養を摂れば、セックスを阻む不調を改善できる。男女それぞれが抱えてしまう代表的な症状と、解決へと導くレシピを紹介。今回のお悩みは、男性の「タチ・アマシ」について。
「ムラムラしていても、息子の反応はイマイチ。中途半端な勃起のせいか、ペニスはぷるんとした肉感でパートナーからも「今、入ってる?」と聞かれる始末。挙げ句の果てに“ナカオレ・アキラ”も顔を出し、オトコとしてのプライドはズタズタです」
タチがアマくなってしまった原因には、血流の滞りと性欲の源であるテストステロンの減少が考えられる。
陰茎には、細い糸のような血管が集合した海綿体が通る。平時は周囲の血管や筋肉は締まっている。女性を前にムラムラすると、体内で一酸化窒素が放出! 血管が緩み、勃起する。というわけで、血流の良さはイキのいい息子のために必須なのだ。
牛赤身肉、ルッコラ、ミニトマト、アーモンド、亜麻仁油、ツナ、ブロッコリー、牛乳。
「血流アップにはアルギニン。牛乳と牛肉に含まれます。牛肉にはテストステロンの分泌を促す亜鉛も豊富。血管を拡張する硝酸塩があるルッコラに、強い血管を作って精子の質を上げるビタミンEを持つアーモンド。
リコピン(トマト)とセレン(ツナ)も良質な精子を生む。ブロッコリーが含むジインドリルメタンは男性ホルモンを活性化させます」(管理栄養士・河村玲子さん)
①赤身牛肉のタリアータ(野菜を添えて)
②ツナとブロッコリーのクリームスープ
③パン
当企画『セックスのお悩み改善レシピ』では男女別に陥りがちな性にまつわる症状を3つずつピックアップ。それらを食事から改善すべく、悩みに働きかけるレシピを管理栄養士・河村玲子さんに教えてもらった。
「食べたそばからギンギンに!というわけではなく、日々の献立に取り入れることで改善が見込める内容になっています」
性欲スイッチをオンにする食材は身近に溢れている。今回は自身の問題をこっそり解決するだけでなく、頭を抱えるパートナーに作るのも一考だ。もしくは二人でキッチンに立って、料理をするのもいい。刺激的な夜の幕開けにつながるから。
取材・文/松岡真子 撮影/小川朋央 イラストレーション/村林タカノブ 監修・料理製作・スタイリング/河村玲子
初出『Tarzan』No.816・2021年8月5日発売