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“鍛えるシェフ”直伝の筋肉レシピ:鶏ささみのホワイトオムレツ

自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈筋肉食堂〉マネージャー・谷川俊平さんに教えてもらった「鶏ささみのホワイトオムレツ」。

教えてくれた人
〈筋肉食堂〉マネージャー・谷川俊平さん
〈筋肉食堂〉マネージャー・谷川俊平さん/ジムで10年間指導後、2015年においしくボディメイクができる食事を提供するレストラン〈筋肉食堂〉をオープン。冷凍宅食便「筋肉食堂DELI」も展開。

高タンパク低カロリーで筋肉が喜ぶ料理が楽しめる店〈筋肉食堂〉。「筋肉を育てる食材では、鶏ささみもスゴイんです。胸肉よりさらに脂質が少なく高タンパク」とマネージャーの谷川俊平さん。

ホワイトオムレツもイチ押し。

「鶏ささみ、豆腐、味噌を合わせた具を卵焼きで包むことで“トリプルタンパク質”に。ふわっと焼くために卵白は泡立て器で角が立つまで攪拌したいので、筋トレとしてしっかり混ぜましょう」

鶏ささみのホワイトオムレツ

〈筋肉食堂〉マネージャー・谷川俊平さん

【材料:1人分】

  • 鶏ささみ肉…2本(約140g)
  • 絹豆腐…1/2丁(約150g)
  • 味噌(液体)…大さじ2
  • 卵白…卵2個分
  • 米油…小さじ2
  • 塩・コショウ…各少々
  • パセリ(乾燥)…少々
  • トマトソース(市販)…80mL
  • 玉ネギ…15g
  • 【A】
    • ズッキーニ…15g
    • パプリカ(赤・黄)…合わせて15g※野菜はすべて一口大に切る
  • 【B】
    • サニーレタス、トレビス(共に食べやすい大きさに切る)…各適量

【作り方】

  1. 鍋の湯(分量外)を沸騰させ、ささみを切らずにそのまま入れて火を止め、余熱で火を通す。取り出して筋を除き、1cmほどの角切りにする。豆腐は水切りする。
  2. 鍋に1、味噌を入れて絡めながら温める程度に熱する。豆腐は軽く崩す。
  3. フライパンに油を少々ひき、ソースの材料(A)の野菜を中火で炒めて塩・コショウをし、トマトソースと合わせてひと煮立ちさせる。
  4. ボウルに卵白を入れ、泡立て器でメレンゲ状になるまで攪拌する。
  5. フライパン(約22cm)に油少々をひいて中火で熱し、温まったら4を流し入れ均等にならす。蓋をして弱火で薄く焼き目がつくまで4〜5分ほど焼く。蓋を取り2を中央に乗せ、手早く包む。
  6. 5を皿に移し、3をかけ、パセリを振る。サラダ(B)を添える。

【ポイント】

〈筋肉食堂〉マネージャー・谷川俊平さん
料理も筋トレ! 卵白がメレンゲ状になり、角が立つまでしっかり攪拌すること。
栄養ポイントはココ!

鶏ささみと栄養価の高い卵とのコンビ。オムレツは脂質が多い黄身はカットし、9割以上がタンパク質の卵白だけで作るのがカロリー的にも◎。ちなみに今回調理で使った米油には、卵黄に多い抗酸化ビタミンも豊富です。(管理栄養士 河村玲子さん)

photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura

初出『Tarzan』No.812・2021年6月10日発売

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