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お酒を飲み過ぎたら、「鶏胸肉の蒸しステーキ」でリカバー。筋肉図鑑 vol.46|谷川俊平
トレーニングの軌跡を偽りなく物語るもの、それが筋肉だ。第46回は〈筋肉食堂〉をはじめ、食に関するソリューション事業を展開するTANPAC株式会社でマネージャーを務める谷川俊平さんの筋肉に迫る。
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【今回の筋肉】谷川俊平さん

体型維持は、〈筋肉食堂〉のおかげ。
こんな企画に出ておいてアレですが…。最初に打ち明けると、僕は人とお酒を飲む時間が何よりの楽しみ。飲む量もガマンしません! 肴には好物の刺し身や馬刺しなどをよく選びますが、揚げ物なんかも躊躇せず食べています。
それでも体型を維持できているのは、食事を基本的に〈筋肉食堂〉で摂っていることがやっぱり大きいと思います。飲みすぎたら続けて2日間は「鶏胸肉の蒸しステーキ」を、脚トレの日は「牛ヒレ赤身肉のステーキ」を選ぶのが定番ですね。
もちろん飲酒を推奨しているわけではないですよ!! 睡眠が浅くなると回復が遅れたり、筋肉にとってお酒はあまりいいとは言えませんが、妻や友人との晩酌が日々の楽しみなんです。
ヘルシーでおいしい食事を多くの人に届けたい。
また洋服が好きで、シルエットを崩さない体型になりたいという気持ちもモチベーション。シンプルな白Tも背筋と胸筋が大きいとより映えますからね。
学生時代は陸上のパフォーマンスを上げるためにウェイトトレをしていましたが、体型を保つために鍛え始めたのは就職してから。週4回はジムで鍛えて、それ以外の日は外で走るのがルーティンです。
今の仕事に就いたのは、前職のトレーナー時代のお客さまに医療関係の方が多く、彼らがタンパク質の重要性を常々語っていたから。また当時、食事の改善策は提案できても、栄養豊富でおいしい食事を提供することまではできないことに、もどかしさを感じていました。これらの課題意識が今の仕事にも活きていますね。
今後も、ヘルシーでおいしい食事を多くの人に届けたい。いずれは高齢者施設などで食事を提供できたら…と個人的には夢を描いています。食事を楽しみつつ必要な筋肉を育み、自由自在にカラダを動かせる。そんな人生こそ豊かだと思いますし、僕自身も憧れます。
取材・文/門上奈央 撮影/小川朋央
初出『Tarzan』No.811・2021年5月27日発売