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ポイントは「習慣化」! トレーナーの「食事記録アプリ」活用術

カラダの変化を把握するのに役立つアプリだが、入力が面倒なのもたしか。そもそも食事内容や摂った栄養素を把握しておく意義とは? 実際にフル活用するプロのテクニックに学ぼう。今回は「カロリーノート」編。

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残りどれだけのカロリーを摂れるか、そのつど確認。

パーソナルトレーナーのNorikoさんはボディコンテスト前の調整期間になると『カロリーノート』に毎回食事を記録している。

教えてくれた人
Norikoさん
Noriko(のりこ)/パーソナルトレーニングジム〈LOWMEL〉代表、〈NESTA JAPAN〉アシスタントディレクター。2016年以降、国内外のボディコンテストにて優勝歴多数。今夏開催予定の大会に向けてボディメイクに励む。

「5年前の初出場時に使ってから毎回必ず活用! 当初は“3か月間、毎日記録する”と決めて、食事に加えて運動による消費カロリーや週1で測定する体重・体脂肪率も記録しました。3か月頑張れば自分がどのくらいのカロリーを摂れば体重をキープでき、どこまで抑えれば絞れるかがつかめるようになりました」

今はモチベーションアップも兼ねて、『カロリーノート』を愛用中。

《カロリーノート》

iOS

カロリー管理のため食事記録以外にも体重・体脂肪率や生活習慣なども入力可。消費カロリーの自動計算に必要な運動メニューも豊富(ウォーキングだけでも22種類搭載)。iPhone対応。全サービス、利用料無料。

「このアプリはカロリー収支に特化していて摂取カロリーの表示も見やすいんです。例えば私は昼食後に、その日摂れる残りのカロリーを見て間食や夕食を用意するなど、そのつどカロリー収支を見ながら次の献立を決めるうえでの参考にしています」

昼食後の時点でその日摂れる残りのカロリーを確認
昼食後の時点でその日摂れるのはあと715kcal。間食にサラダ、夕食を魚介中心にして上限値内に収めた。

「カラダを変えるには、まず現状の総摂取カロリーとどれだけのカロリーを摂るのが自分にとって適正かを理解するのが大切。目の付け所をカロリーに絞れば、その分食事制限のストレスが軽くなり、より習慣化しやすくなるはずです」

ポイント① 1週間の摂取カロリーの推移がすぐ分かる。
直近1週間のカロリーコントロールのグラフ
直近1週間、カロリーコントロールがうまくできたかどうかは、食事記録画面下部に表示される棒グラフで常に確認できる。「昨日は上限値に対して結構少なかったから今日はちゃんと食べようなどと方針を立てられます」。

目先の数値に一喜一憂しないことがカラダづくりの大原則で、食事記録アプリでも、上限値を超えたか下回ったかの推移はぜひチェックしたいもの。「『カロリーノート』は食事記録画面の下部に、直近の1週間の総摂取カロリーが棒グラフで表示されるので、食事内容を考える時に役立ちます」。

友人と食事を楽しんだ翌日は食事量を少しセーブしたり、摂取カロリーが連日下回った時は代謝ダウンを避けるためにも食事内容を見直すなど、臨機応変に食生活をコントロールできるように。「このアプリを1か月続けるだけでも、“調整力”を養えるはず! 肉体改造はもちろん、長期的に見た時の健康管理にもそのスキルは役立ちます」。

ポイント② 外食メニューの登録数が多い。
外食メニュー
人気チェーンのファミレスやカフェのメニュー登録が充実。「実際に食べて記録する時だけでなく、食べに行く前に調べたり、似ているメニューを外食で選ぶ時の参考にもなって便利です!」。

「365日、毎日食事記録アプリを続けるべきとは私は思いません。アプリはカロリーなどの知識を入れるためのツールとして期間を設けて使うだけでもタメになります」。そう話すNorikoさんが、『カロリーノート』で気に入っているのが外食メニューの豊富さ。

「暇な時に眺めるだけでも食品に含まれるだいたいのカロリーが自然と頭に入る。職業柄か、私はいつも読み込んじゃいます(笑)」。

編集・取材・文/門上奈央 撮影/安田光優

初出『Tarzan』No.815・2021年7月21日発売

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