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“スリップインするだけ™”じゃない!《スケッチャーズ スリップ・インズ》快適学。
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高温多湿の夏。近年は暑さが厳しくなり、よりカラダが疲弊しやすくなっている。体温調整機能、胃腸の調子の維持にツボ押しを活用しよう。
[「夏バテ」に関する4つのツボ]
寝不足や、屋内外の気温差で自律神経が乱れると、胃腸の調子が悪くなる。そうすれば当然、食欲も低下する。大巨は消化器全般に働きかけるツボで、特に腸の活性化に効果がある。便秘の解消にも。
ヘソの下に人差し指を当て、斜めに指3本分ほど下がったところ。人差し指〜薬指を揃えてヘソの下に人差し指を当て、薬指の下を探ろう。
中指の腹をツボに当て、左右同時に、カラダの中心に向かってやさしく押す。指は力んで曲げずに、伸ばしたまま。腹部をリラックスさせて行う。5秒ずつ3回以上。
職場でのデスクワーク、カフェでのリモートワーク…。エアコンが効いた場所は快適だが、カラダを冷やし過ぎることも。三陰交は下半身の冷えの解消に効果があり、虚弱体質の改善にも繫がるツボだ。
内くるぶしの中心から、指4本分膝に向かって上がったところ、脛の骨の後ろ側のキワにある。指を4本揃えて当て、周辺を脛の骨に沿って探ろう。
脚を掴むようにして、脛の骨のキワに指を当て、骨の裏側に指を潜り込ませるように押す。ふくらはぎの筋肉が緊張しない姿勢で。5秒ずつ3回以上。左右同様に。
暑い環境にいるとカラダは少なからずダメージを受ける。熱中症とまではいかなくても、うまく熱を発散できなくなることも。そんなときに押したいのが内関。自律神経を安定させ、体温を調整してくれる。
手首の内側、関節にある横ジワから指3本分の位置、腕の幅の中間地点にある。反対の手の人差し指、中指、薬指を揃え、薬指を横ジワに当てる。
反対の手で腕を掴むようにし、ツボに親指の腹を当てる。そのまま垂直に指の腹を押し込んでいく。拳は握らず、手首はリラックスさせておく。5秒ずつ3回以上。
つるりとおいしい冷やしそうめん、ワークアウト後のご褒美のアイス。暑いほど美味しいが、胃腸にはやさしくない。自律神経の働きを整えてくれる天枢を覚えておこう。もちろん冷たいものはほどほどに。
ヘソから真横に指3本分の位置、両側にある。人差し指、中指、薬指を揃え、ヘソの横に人差し指を当てると見つかる。わかりやすい場所だ。
人差し指の腹をツボに当て、両手を使って左右同時に、カラダの中心に向かってやさしく押す。指は伸ばしたまま。腹部をリラックスさせて行う。5秒ずつ3回以上。
取材・文/神津文人 撮影/小川朋央 スタイリスト/高島聖子 監修/加藤雅俊
初出『Tarzan』No.815・2021年7月21日発売