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日常ではあまりすることのない8つの動き、指示の通りきちんとできなかったらズバリ、モビリティ(=可動性)不足だ。今の自分のモビリティはいかほどか、部位別にチェックしよう。
目次
アスリートでもない限り、自らのモビリティ (=可動性|自分のカラダを思い通りに動かせる能力)のレベルがどの程度かは、まったく想像できないもの。
運動不足だと基本的にモビリティは落ちる。そして、コロナ禍ではおうち時間が増えて活動量が減り、モビリティの低下には拍車がかかっていると覚悟した方がいい。
そこでトライしたいのは、自らのモビリティのレベルを知るテスト。
モビリティを確かめるうえで重要なのは、あえて接地面が狭く、全身を連動させて行う動きを選ぶこと。坐って両腕を伸ばす長座体前屈のように、安定した姿勢だと、モビリティよりもフレキシビリティ(柔軟性)が問われやすい。けれど、全身の連動が求められる場面でも動きをしなやかにコントロールできて初めて、モビリティが高いと言えるのだ。
「オーバーヘッド・フルスクワット」で股関節、足関節、胸椎のテスト
「ワンレッグ・リーチ」で股関節、胸椎、肩甲胸郭関節のテスト
「ワンレッグ・リーチ・ウィズ・サムアップ」で股関節、胸椎、肩甲胸郭関節のテスト
「ランジ・ローテーション」で股関節、胸椎のテスト
「ランジ・フレクション」で股関節、胸椎のテスト
「ワールド・グレイテスト・ストレッチ」で股関節、胸椎、肩甲胸郭関節のテスト
「スモウストレッチ」で股関節、足関節のテスト
「スモウストレッチ・ウィズ・ローテーション」で股関節、足関節、胸椎、肩甲上腕関節のテスト
ここで紹介した8つのテストをやってみて、各々のチェックポイントがオールクリアできなかったら、モビリティが衰えている恐れが。各テストに、その動きの鍵を握る関節を明記したので、弱点と思われる関節を意識しながら、目的別ストレッチに励もう。
取材・文/井上健二 撮影/小川朋央 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/天野誠吾 取材協力/齊藤邦秀(ウェルネススポーツ)
初出『Tarzan』No.810・2021年5月13日発売