長く続けるために練習の質を高める。
井戸「トレーニング動画はいつも拝見していますが、谷本さんの太もも、実物を前にすると物凄い筋肉ですね〜。とても、僕はそういう風にはならないので、すごい!」
谷本「持久系のスポーツがまるでダメな僕からすると、トライアスロンをやっている井戸さんはスーパーマン。うらやましいですね。ところで、僕はランニングでの怪我の悩みの相談を受けた時にバイクやスイムを採り入れること、つまりトライアスロンのような方法を勧めています」
井戸「そうなんですか!」
谷本「筋トレもそうなんですけど、皆さん好きすぎてやりすぎてしまう(笑)。
ロードランニングはインパクトの強い動きを沢山することになるので、筋力が足りなければ走量が増えるほど関節などカラダへの負担も大きい。もっと走りたいという気持ちを抑え、走行距離のコントロールをすることも長く続けるために重要です。
とはいえ走りたい気持ちは抑えきれないし、持久的体力も維持したい。スイム、バイクは関節にかかる負担をランよりも抑えられます。この2種を採り入れた分、ランをを減らせば故障リスクを下げることができます。また、ランだけではわからない感覚の喜びもあるでしょう」
井戸「なるほど! 僕はこの数年はあまり大会に出場できていないのですが、改めて目標を高く設定してチャレンジしようと思っています。
それには強度の高いトレーニングが必要になるんです。ただ強度を高めてケガをして、練習が継続できないのでは意味がないので練習が途切れないよう量ではなく質を高めることを意識しています」
谷本「量で対抗しようというのがこれまでの日本のスポーツの価値観だった。“あいつが10km走っているなら、その倍走る”のような。でも、人間のカラダの許容量は限られています。それを見極めてトレーニングの量を抑えつつ密度を上げることが大切です。
できる練習量が限られていると思えば、いかに質を上げるかという意識になります。休めば治る故障もありますが、関節は消耗品。一度すり減ったら完治は困難です。アスリートに限らず趣味でトレーニングをしている人もそういったリスクを回避して、人生で長く運動を続けられるトレーニングの量と質を意識していくべきですね」
プロテインブームでおならが増えている!?
——フィットネスブームで食事の質への意識も高まっています。同じようにブームの裏側で気になる点は?
谷本「コンビニにこれほどのプロテイン製品が並ぶなんて思いもしませんでした。それだけ栄養への意識が高まったのは進歩。いっぽうで、たんぱく質の補給を日常的に意識するようになり、おならが増えたりお腹の不調を感じている人が増えているかもしれません」
たんぱく質を過剰摂取すると、消化器が健康でなければ吸収しきれていないたんぱく質の一部が腸内で悪玉菌によって分解されアンモニアや硫黄を含むインドール、スカトールや硫化水素などが発生、臭いおならの原因になる。
臭いおならが増えるということは、それだけ未消化のたんぱく質が大腸で腐敗していると考えられる。腸内環境は良い状態ではないだろう。おならとは、いわば腸の状態を知らせてくれるアラート音。音だけでなくにおいでも訴えるという高機能ぶりだ。
谷本「かく言う僕も実は元々お腹が弱く、おならが多い。出そうと思えば、いつでも出せるほどです(笑)。繊維系の無臭の時は気にしませんが、強く匂う時も多い。それは未消化の高分子たんぱく質が残っていると考えられるので、胃腸を元気にするために胃腸の薬は常に摂っていて、いろいろなものを試しています」
胃腸がパフォーマンスの喜びを決定する。
——たんぱく質の消化吸収能力に腸内環境が深く関わっているという研究結果も出ています。井戸さんはアスリートとして口にするもの・ことへの意識はされていますか?
井戸「ケガをしないカラダ作りのために食事も質を大事にしています。たんぱく質は糖質と一緒にとりミネラル、ビタミンもバランス良く。特にレース前は脂っこいものを控えて胃に負担をかけないことを心がけています。
カラダの構成要素として筋合成の効率を高めるため、栄養をしっかり吸収できる胃腸作りは学生時代から意識してきました。胃腸の状態が練習を含めパフォーマンスを決定します」
谷本「栄養摂取はアスリートにとっては重要な戦術。たんぱく質は摂取量を増やすほど右肩上がりに筋肉の合成は上がりますが、アンモニアへと代謝する腎臓など他の臓器への負担も増えます。
たんぱく質の摂取総量を増やすことだけでなく、いかに摂った分を筋肉や臓器の合成に回せるか、これを生物価といいますが、これを高めることも意識した方がいい。それには胃腸を元気にすることが大切な条件になると思います」
谷本「トレーニングと同じで食事もとれる量に限界があるわけで、質を高めるほうがいい。栄養を多く採ろうと無理に沢山食べて、苦しかったりお腹の調子が崩れるなんて幸せじゃありません。映画『ロッキー』で生卵を大量に飲むシーンがありますが、苦行ですよね(笑)。
美味しく食べることは食事の本質。トレーニングでも食事でも喜びって量ではなく質にある。たくさんあるから幸せなのではない。質の良さにこそ喜びがあります」
胃腸を元気に・栄養補給【指定医薬部外品】《エビオス錠》
エビオス錠とは、天然素材の乾燥酵母(ビール酵母)から生まれた指定医薬部外品です。40種の栄養成分が含まれるエビオス錠の成分である乾燥酵母 (ビール酵母を精製・乾燥させたもの)が「胃もたれ・消化不良」などの弱った胃腸をいたわり、 元気な状態にしていきます。1930年の発売以来90年間、変わらぬ価値を提供し続けています。
用法・用量
下記の分量を1日3回、食後に水又はぬるま湯で服用してください。
- 15歳以上:1回10錠
- 11歳以上〜15歳未満:1回8錠
- 7歳以上〜11歳未満:1回5錠
- 5歳以上〜7歳未満:1回3錠
- 5歳未満の乳幼児:服用しないでください
※お子様は5歳以上から服用できます。
※小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
※小児の手の届かないところに保管してください。
効能・効果
- 胃もたれ、消化不良、胃部・腹部膨満感
- 食べすぎ、飲みすぎ、胸やけ、胸つかえ、はきけ(むかつき、二日酔・悪酔のむかつき、悪心)、嘔吐
- 胃弱、食欲不振(食欲減退)
- 栄養補給、栄養障害
- 妊産婦・授乳婦・虚弱体質者の栄養補給
次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
- 医師の治療を受けている人
次の場合は服用を中止し、添付文書を持って、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
- 1ヶ月位服用しても症状の改善が見られない場合