高強度トレ「HIIT」をサポートしてくるウォッチ&スマホアプリ4つ
スペースさえあればできるのがHIITトレのメリット。いつも身に着けられるもので、成果を把握&キープしよう。使ってみた感想付き!
文/石井良 イラストレーション/黒木仁史
初出『Tarzan』No.807・2021年3月25日発売
①《Garmin ForeAthlete 745》
キャッシュレス決済などスマートウォッチとしての機能も搭載。日々の計測に基づいて“今日のおすすめワークアウト”を提案してくれるので、メニュー作りは時計任せでOK。「トレーニング効果」に加え、運動の過不足を客観的に判断できる「トレーニングステータス」を組み合わせれば、より質の高いエクササイズに。
動画で正しい動きを確認! トレーニング効果の可視化。
まさか時計のデバイス上で動画のワークアウトが再生できるとは! これを見れば、正しいフォームを確認しながらトレーニング可能。次に行う種目も手元で簡単に目視できる。クランチやバーピーなど、30種類以上のトレに対応しているから、飽き性な自分にはうってつけかも。心拍の計測によって、運動時の質を5段階でリアルタイム評価してくれる「トレーニング効果」に意外と励まされた。
②《Polar Vantage V2》
130種目以上の競技に対応するマルチスポーツモデル。消費したエネルギー源を3大栄養素別に計測でき、トレ後の栄養管理に役立つほか、疲労を見える化し、オーバートレーニングによるケガを予防。アルミ製ケースは軽量(52g)かつミルスペックの耐久性があり、ハードに動くHIITでも安心。
心拍数をしっかり追い込んで質の高いトレーニングをサポート!
指定した心拍ゾーンから外れた時に音と振動で教えてくれる「ZoneLock」は、まるでコーチに檄を飛ばされている感覚。サボリ癖のある自分には、トレーニングに集中できるのでありがたい。HIIT用の設定は、専用アプリで作成。一度同期すればいつでも本体のみでトレーニングを開始できるので楽々。お値段的にもハイエンド感はあるけど、その分、身に着けているだけでやる気が出た!(気がする)
③《Tabata Timer》
名前の通りタバタ式トレーニングのためのタイマーアプリ。デフォルトでは20秒のワークアウト、10秒の休息×8セットに設定されており、もちろん、個別に設定することもできるので、自分なりのHIITに応用可能。それぞれ最大60秒、最大20セットを組み合わせられる。
ワンタップでカウント開始。究極にシンプルなUIがいい!
起動後ワンタップでカウントを始められる究極のシンプルさ。多機能ではない分、やる気がピークのうちにトレーニングを開始できるのは他にない利点かも。音声でカウントダウンしてくれるのでスマホは手元になくてもOK。イヤホンに繫げば、人のいるジムでも音量を気にせず安心して使えた。白ベースのデザインもわりと好み。
④《タバタタイマー 自宅で行うインターバルトレーニング》
「腹筋」「臀部と太もも」「脂肪燃焼」など複数のメニューが全8種類用意。アプリに促されるままワークアウトを行うだけでHIITを行うことができる。課金により機能制限を解除すると、自分でメニューをカスタマイズすることもできるので、目的に合わせて使い分けたい。
鍛えたい部位を選択すると筋トレメニューを動画付きで表示。
最初からタバタ用の筋トレメニューが用意されているから、鍛えたい部位を選ぶだけ。どんな筋トレを組み合わせようかと悩んで、わざわざ検索する煩わしさがなくなった。動画はアニメーションで表示されるからフォームも一目瞭然。ただ、種目はベーシックなので、知識が付いてきたら自分なりにアレンジを加えてみるとより充実しそう。