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オンラインにサブスクと、試してみたい新サービスやトレンドが続々登場! 4カテゴリー8つのギアやサービスを一挙紹介します。
目次
取り入れたい器具はたくさんあるのに、自宅のスペースが足りない…そんな時は、省スペース設計の器具を検討しよう。
「例えばトレーニングに欠かせないベンチ一つにしても、折りたたみ式や縦型収納できるものなど、日本の住宅事情を考慮した省スペースのギアがたくさん出ています。初めに耐荷重の表記はチェックしていただきたいですが、こういう器具を揃えてみるのも一計」(トレーナーの白戸拓也さん)
ここにご紹介するのは、そんな省スペースギアの一例だ。東京・大田区の町工場発の《KENSUI》は、突っ張り棒の原理を利用した懸垂マシンで、使用床面積はわずか18平方cm! 天井と床を突っ張るだけで設置可能な、手のひらに乗る懸垂マシンなのである。
日本の製造業を支えてきた大田区の町工場が作るメイド・イン・ジャパンだから、品質面も安心だ。
一方、Bowflexのインクラインベンチは縦型収納可能。使用時の約半分のスペースで収納できるコンパクト設計だ。
これからますます充実していきそうな省スペースギアにご注目を。
ホームジム需要の高まりを反映してのことだろうか、トレーニング用品のサブスクリプションサービスが始まっている。手頃な器具から大型のマシンまで定額でレンタルできるうえ、トレーニング内容に応じて気軽に交換できるのだから、これは利用するしかない。
2020年7月にスタートした〈ジム・クラウド〉はマルチステーションといった高性能マシンからバイクなどの有酸素系マシンまで豊富に取り揃えており、トレーニング用の動画コンテンツも充実。オンラインでパーソナルトレーニングを受けることも可能だ(別料金)。
ダンベル、インクラインベンチ、マットに特化したサブスク・サービスを展開するのは〈ジムゲート〉。全5コースあり、最もリーズナブルな2,980円コースでは2〜17kgまで8段階で調節可能なダンベルが、高額な5,980円コースでは5〜40kgまで17段階で調節できるダンベルがセットになってくる。
こちらもコース変更はいつでも可能だから、トレーニング内容や自分の筋力レベルに合わせて利用してみたい。
一方、オンライン上のトレーニングも百花繚乱、さまざまなサービスが登場している。トレンドは、革新的なデバイスを使ってトレーニングを行うオンラインコンテンツだ。
見た目は姿見そのままの大型ディスプレイを使ったエクササイズサービスを展開するのが『フィットネスミラー』。このミラー型デバイスではエクササイズ動画をチェックしながら自分をモニターできる。35種類以上のエクササイズコンテンツを毎月144本以上配信、飽きずに続けることができそうだ。
EMSでおなじみの〈シックスパッド〉は、専用のEMSトレーニングスーツを着用して行うオンラインジムサービス『シックスパッド ホームジム』をスタート。EMSスーツを着用しながら専用アプリで配信されるトレーニングを行うことで、短時間で高効率の運動効果を実現する。
コンテンツは、このプログラム用に開発された専用バイクのための有酸素トレをはじめ自体重トレ、ボクササイズなど全6カテゴリー。未来派のトレーニングをいますぐお試しあれ。
シーズンごとに新たなトレンドが生み出されているアメリカのフィットネス業界。そんななか、トレーニーのアツい視線を一身に集めるのが、ケーブルトレーニングを進化させる次世代アタッチメントなのだという。
「ひとつの器具で数多くのエクササイズが可能なケーブルマシンはホームジム向きといえます。なかでも近年は、〈MAGグリップ〉〈プライム〉といったブランドが次々とニッチなケーブルアタッチメントをリリース。プーリーの位置や角度だけでなく、アタッチメントを替えることで手の角度やグリップの微細な調整が可能となり、トレーニング深度が一気に深まります」(白戸拓也さん)
20年以上の歳月をかけて開発されたグリップ形状で背面をダイレクトに刺激する〈MAG〉。初動から終動まで負荷抵抗のピークを変えられる「スマートストレングス」機能を開発するなど、イノベーションに定評のある〈プライム〉。トレーニング業界を牽引する先端のアタッチメント、さて、お好みはどちら?
取材・文/倉石綾子 取材協力/フィットネスショップ原宿店
初出『Tarzan』No.801・2020年12月17日発売