• 病気じゃないし、生理の辛さを人に伝えにくい…。(20代女性)
WOMAN
2021.01.09

病気じゃないし、生理の辛さを人に伝えにくい…。(20代女性)

生理の辛さを人に伝えにくい…。

読者から寄せられた質問に、『ターザン』推薦の専門家がズバリ回答! 生理とカラダのお悩みには、レディースクリニック『イーク表参道』の副院長・高尾美穂先生が向き合います。今回は、生理中のイライラについてのお悩み。

今回の質問

生理中は必要以上にイライラします。私自身とっても苦しいんですが、病気じゃないし、パートナーにも職場の人にも伝えづらい。少しでも楽になる方法はありますか? (20代女性)

我慢は禁物。最低限、親しい人には発信しよう。

まず「病気じゃない」と思っていることが、間違った認識かもしれません。苦しくて、困っている。それはPMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)の可能性があるので、病気と同じようにまずは自分自身で治療法を探ってみるべき。

自分に合った漢方を探すのもいいですが、婦人科に行けばピルやプロゲスチン静剤といった治療が保険適用になります。それらを利用して単純に生理の回数が減れば、イライラの頻度も減りますよね。

あとは、周りの人に理解してもらうことも大切です。女性の気持ちに波があることは社会的に知られてきているものの、それが「いつ」なのかは自分から発信しない限り周りはわからない。イライラするという主観的なものならまだしも、生理中は実際に仕事でミスが増える、交通事故に遭いやすくなるというデータも出ています。我慢していいことは何一つないのです。

最近は生理周期を共有するアプリもあるので、最低限パートナーや家族、一歩踏み込んで組織内のチームメイトに知っておいてもらうといいかもしれませんね。

教えてくれた人
高尾美穂先生
高尾美穂(たかお・みほ)/ 女性のための総合ヘルスクリニック『イーク表参道』の副院長であり、産婦人科専門医・医学博士・婦人科スポーツドクター。文部科学省・国立スポーツ科学センターで女性アスリート育成・支援メンバーに選出されるなど、様々なアスリートの生活を支えている。2011年からは、株式会社ドームのアドバイザリードクターも努めている。

取材・文/黒澤祐美 イラストレーション/中島ミドリ

Special