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読者から寄せられた質問に、『ターザン』推薦の専門家がズバリ回答! 生理とカラダのお悩みには、レディースクリニック『イーク表参道』の副院長・高尾美穂先生が向き合います。今回のお悩みは生理周期について。
毎月、前回の生理から35日以上経って生理がくるので不安です。温泉旅行などの予定も立てにくく困っています。遅れずにくるようにする方法はありますか? また、バラバラな周期とどう付き合えば良いですか? (30代女性)
そもそも生理周期は25〜38日が正常の範囲なので、35日 周期というのは医学的な定義の「月経不順」ではない可能性が高いです。24日以内、あるいは39日以上であると一応病名はつきますが、必ずしも治療が必要なわけではありません。生活に支障が出るようであれば婦人科に相談してみるのもいいですが、 一番はそこまで“気にしないこと”が、バラバラな周期とうまく付き合う方法です。
一方で90日以上生理の間隔が空くのは月経不順の中でも「無月経」にあたり、その場合は治療の対象になります。
さて、予定が立てにくいという問題。これはピルで解消できます。周期的にピルを内服すれば、生理周期自体は変わりません。また、生理が始まるタイミングを移動させる、あるいは継続的に内服することでその期間の生理を来ないようにさせるという方法があります。
旅行のように生理を避けたい日が決まっている場合はその時だけタイミングをずらせばいいですが、スポーツ選手のように毎月必ず大事な大会がある人や、生理が大幅にずれることで仕事や生活に影響が出てしまうという人は継続的に内服するタイプのピルを検討してみるのもいいと思います。
取材・文/黒澤祐美 イラストレーション/中島ミドリ