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石垣島ユーグレナがスーパーフードとして注目を集める理由とは? 研究員による集中講義を開講!
偏食傾向、疲れ気味、倦怠感…そんな不調を自覚する人は要注意。
「大したことじゃないように思える不調も実はカラダ健康サイクルが滞っている兆候です」と、〈ユーグレナ〉研究開発部の中島綾香さん。
「カラダ健康サイクルは不調の原因を考える指標になります。現代人の不調として代表的な栄養の偏り、疲労の蓄積、免疫力低下の3つは相互に影響を及ぼし合います。よって単一のケアでなく、トータルケアで負の連鎖を断ち切る必要があると考えています」
カラダの不調を根本から解決するのにうってつけなのが石垣島ユーグレナ。なぜ根本的な解決となるのか? 中島さんが一から徹底解説!
カラダ健康サイクルを見直すうえで、まず着目すべきは“つくる”。健やかな細胞を培えるよう整えることがカラダづくりの礎となり、好循環を生み出す起点にもなります。
日々の活動のエネルギーは食事から得るのが基本です。炭水化物・タンパク質・脂質を消化し、細胞内でエネルギーを生み出すにはビタミンやミネラルが不可欠。これらの重要性を理解していても、必要な栄養を過不足なく摂るのは大変ですよね。
それに不足しがちな栄養を集中的に摂っても、代謝に欠かせない栄養が足りなければ摂った分もムダになってしまう。そうして慢性的に低栄養状態が続くと、元気な細胞をつくることもままなりません。
これこそ、栄養バランスのとれた食事が大事な理由です。そのサポートをするのが石垣島ユーグレナ。動物と植物、両方の遺伝的背景を持つユーグレナは野菜・魚・肉が持つ人間に大切な59種類の栄養素を含む。日々の栄養の密度を高めて疲れにくいカラダへと導き、継続することで好サイクルを生むきっかけに。
“はたらく”とは毎日ストレスフリーに活動できるような状態を指し、運動・食事・休養の3本柱が揃ってこそ。何かが欠けるとカラダ健康サイクルの滞りにつながります。
“つくる”でも解説した通り、十分に栄養を摂取できていないとエネルギー不足になり、疲れやすくなります。また疲労と聞いて想起しやすい休養、すなわち“睡眠”の観点でも課題はたくさんあります。諸外国と比較しても、私たち日本人の平均睡眠時間は世界平均から大幅に下回っているのが現状です。
皆さんに経験があるものと思いますが、睡眠を十分にとれているかどうかが、疲労感にダイレクトに影響します。睡眠中に分泌量が増える成長ホルモンは疲労回復にも重要な役割を担うとされています。睡眠時間や睡眠の質に問題があれば当然ながら疲労は蓄積される一方で、リセットされなければあらゆる不調のリスクが高まる。つまり心身ともに非常にストレスフルな状態といえます。
しかし興味深いことに、臨床試験を通して、日常的に石垣島ユーグレナを摂取することでストレスに起因する諸症状の緩和や睡眠の質の改善が見られました。これらの研究結果は石垣島ユーグレナが自律神経の調整に一役買うことを示唆するものと考えています。
自律神経には活動時に優位になる交感神経と休息時に優位になる副交感神経があり、前者から後者への切り替えがスムーズでないために睡眠の質が下がる。これは多くの現代人が抱える問題なので、石垣島ユーグレナを取り入れていただきたいです。疲労をリセットできれば免疫力も高まり、もっとパワフルな毎日を送れるはずです。
ウイルスや細菌など外部から侵入する微生物への抵抗力=免疫力を高めることが“まもる”です。
疲労やストレスが蓄積されると精神的緊張が「疲労」として脳に伝わります。そうして自律神経系が乱れた結果、はたらくことに支障が出るだけでなく免疫力が下がります。ただでさえ加齢によっても免疫力は低下すると考えられているので、何らかの対策をとるべきです。
ここでも石垣島ユーグレナは活躍します! キーとなるのは他の生物が持たない「パラミロン」という成分です。私たちの研究で明らかになったのは、病原体を防御する免疫細胞の約7割が存在するといわれている腸管で、一部の病原体の構造とやや似ているパラミロンが、免疫細胞に作用するということです。その結果、免疫が活性化されて、外部から侵入してきた異物に対して戦える状態が恒常的に保たれるのではないか、ということが考えられます。
食物繊維β-グルカンの一種であるパラミロンは、腸自体の働きを活発にする点でも期待できます。習慣的に摂ることでお通じが改善されて腸内環境の良好化が維持できれば、免疫に限らず、さまざまな健康課題で便益を得られることが期待できます。
一例を挙げるならば、腸を健やかに保てて食物の消化吸収が効率的に行われるようになると、摂取した栄養が細胞にきちんと運ばれるため、カラダづくりに貢献します。腸は第二の脳ともいわれるので、“はたらく”ことにも寄与するはずです。石垣島ユーグレナでカラダ循環サイクルを好転させ、根本から元気なカラダを手に入れましょう!
取材・文/門上奈央 撮影/小川朋央 イラストレーション/コルシカ