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縄跳びのIoT化《スマートロープ ピュア》を使って、自宅で運動不足を解消!

《SmartRope PURE》7,500円(税抜き)

子どもの頃、誰もがやったことがある縄跳び。実は立派な有酸素運動で、短時間で下半身や持久力を効率的に鍛えられるアイテムなのだ。そんな縄跳びも、現代ではスマホと連携するガジェットと化している。令和は“大人の縄跳び”とともに、日頃の運動不足を解消しよう。

参加予定だったイベントは次々と中止になり、通っているジムもいまだ休業と、思うように運動できず、鬱々とする日々。そんな人へ今こそオススメしたい。それが縄跳びだ。

縄跳びって、実は効率の良い有酸素運動なんです。

「小学生の頃は体育でさんざんやったけど、今さら縄跳びなんて…」という人は少し考え直してほしい。

試しに今、何十年ぶりかで縄跳びをやってみると、大抵は20~30回跳ぶだけで息が切れそうになるはず。大人になるとジャンプする機会が極端に減ってしまうが、実はこの単純な動作は立派な有酸素運動。そのカロリー消費は、ランニングに勝るとも劣らない。

もちろん、ランニングのように脚を痛めるリスクは少なく、自宅のガレージなど、屋外のちょっとしたスペースでできてしまう。あれ? 縄跳びって大人にとってもすごく効率的な運動なんじゃない?

さらに言うと、縄跳びは全身運動である。その場でロープの軌道を一定にして跳ぶから体幹は鍛えられるし、ロープを回すことで腕や肩まわりは刺激される。尻、太腿、ふくらなぎなど下半身の筋肉は言うに及ばずだ。跳び方のバリエーションを増やせばもっと細かい筋肉にも効いてくるはず。

大人のためのハイテク縄跳び。

そんな“大人の縄跳び”にふさわしいアイテムが《Smart Rope PURE》である。

これはモバイルアプリ「Smart Gym」(iOSAndroid 無料)と同期が可能で、ジャンプの回数や消費カロリーがスマホやタブレットに記録できるのはもちろん、目標設定や達成度の確認、またインターバルトレーニングや過去の記録チェック、同じアプリを使う世界中のユーザー間のランキングも確認できるようになっている。

SNSと連携させれば友人とも繋がれるなど、モチベーションアップのための仕掛けが数多く用意されているのも嬉しい。

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「Smart Gym」アプリ
「Smart Gym」アプリとスマホをペアリングすれば、跳んだ回数がアプリに反映・記録されていく。

「Smart Gym」アプリ
「Smart Gym」アプリでできることは回数管理だけではない。運動と休憩を交互に行う、持久力向上に効果的な”インターバルトレーニングモード”や、友人とトレーニング記録をシェアして競い合うことが可能な”コンペティションモード”などを搭載。

ハンドル部はスケルトン仕様で、アプリと同期している時やバッテリーが少ない場合、LEDステータスが仄かに光って知らせてくれる。

充電はハンドル部にUSBケーブルをつなげる形で、約2時間の充電で実に45時間も稼働することができる。

《Smart Rope PURE》
《Smart Rope PURE》

それぞれのハンドルにはボールベアリングが組み込まれており、軽量で張りのあるロープとのセットで滑らかかつ自然な動きを実現。ロープの長さは同梱のミニドライバーで簡単に調整できるのもポイントだ。

ジャンプ力や持久力、気づかぬうちに落ちていませんか?

で、さっそく使ってみる。まずロープがブラック一色というのが大人が使うのにふさわしいクールさで、手に持った時のほど良い重量感もいい。これぞマイロープ、という感じなのだ。

回してみるとロープはタン、タン、タンといい軌道を描いてくれる。20、30、40回とリズミカルに跳べて「お、オレもなかなかイケるじゃん」と調子に乗っていたら50回を超えたあたりから動きが怪しくなってきた。そう、だんだんジャンプがおぼつかなくなってくるのだ。

《Smart Rope Pure》を体験するライター・クロダ
《Smart Rope Pure》を体験するライター・クロダ。

結局60回ちょっとで引っかかってジ・エンド。ゼエゼエ…と肩で息をしている始末である。小学生の頃は平気で100回とか跳べていたのに、同じ感覚で跳ぼうとしても続かないことを実感。そう、男クロダ40ウン歳。いつの間にかジャンプ力も持久力もすっかり衰えてしまったのである。

でも、ここから再び縄跳びライフをスタートするのにこの《Smart Rope PURE》は最適だ。

記録はすべてアプリなので、ある意味数を気にせずに跳ぶことに集中できるし、10分も跳べばいい汗かいて気持ちもリフレッシュ。

久しぶりに思い出した縄跳びの楽しさと、引っかかってしまった時の悔しさ。部屋で鬱々としている暇があったら、迷わず跳べ。ここに、「2020年縄跳び元年」を(勝手に)宣言する次第である。

体験・文/黒田創 撮影/大内香織

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