肩と腰の凝り治療に“ながら”が加わった。高周波治療器《コリコラン》がもたらす感動
肩と腰の凝りにはさまざまな治療法と対処法がある。しかし治療院やマッサージはわざわざ出向かないといけないし、時間的にも余裕がない。湿布や消炎スプレーは部位にピンポイントに当てられなかったり、ニオイが気になってしまう。そこで試したのがパナソニックの高周波治療器《コリコラン》だ。
取材・文/黒田創 イラストレーション/羽鳥好美
初出『Tarzan』No.782・2020年2月22日発売
パソコンで仕事をする機会が多い現代の私たちは、座っている時間が確実に昔より長くなっているはず。
仕事以外の時間も、ジッと座ってスマホやタブレットの画面と睨めっこ。ただでさえ世界でも座っている時間が長いとされる日本人なのに、さらに座業が増えては腰に負担がかかるのは自然の道理。
あとは肩。PC作業もスマホもタブレットも、長時間眺めているうちに自然と凝視するようになり、肩に力が入っていつしか凝ってしまう。もちろん日々の悪い姿勢やゴルフなどのスポーツで肩や腰に凝りを抱えてしまうケースもかなり多い。
高周波老廃物や疲労物質を排出。
そこで試したのがパナソニックの高周波治療器《コリコラン》だ。高周波治療器と聞くと大仰そうだが、実物はご覧の通りのコンパクトサイズ。本体1個の直径は約3cm、重さは約6g。これをカラダの凝った部位に貼るだけでOKなのだ。肌になじむブロンズゴールドカラーで、襟元から見えても悪目立ちはしない。
《コリコラン》からは1秒間に約900万回もの高周波パルスが送り込まれ、これが血管を拡張して血行の改善を促してくれる。するとその場所には酸素と栄養が送り届けられ、老廃物や疲労物質は自然に排出される。
これでカラダは本来のしなやかさを取り戻し、凝りが解消されるというわけだ。正しく治療効果が認められ、医療機器認証を取得しているのでその点は安心。
小さなボディには収納ケースを兼ねた充電器でパワーを蓄える。わずか3時間充電するだけで約24時間使えるし、気温20度の条件で9時間充電すれば約48時間、つまり丸2日使える充電効率の良さだ。
実際に使ってみると、充電済みの本体を取り出して、付属の装着テープか装着リングを使ってただ貼っておくだけだから簡単。これで長時間の“ながら治療”が行えるのだ。
装着中の日常動作は普通にできるし、肩は粘着力強めのテープで、腰はアタッチメントで固定すればランニングもできてしまう。うっかり着けているのを忘れるレベルである。
使用後の肩と腰はスッキリ快調。こんな楽ちんでいいの?って感じで肩や腰の凝りを改善できる小さな治療器。これはもう手放せない!