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アナウンサー・岡副麻希さんに聞いた、肩こり・腰痛克服法

肩、腰に特段負荷のかかるその道のプロたちは、どのようにその不安を克服しているのか。

いつでもどこでもストレッチします!

フリーランスのアナウンサーとして活躍する岡副麻希さん。仕事柄、長時間同じ姿勢を保って椅子に座り続けることがあるが、そんな日は腰へのダメージを感じるそう。

「ヒールのある靴を履いて膝を揃え、背すじを伸ばして座り続けるのが地味に辛くて。合間を見てカラダを動かしたり、伸ばしたりするようにはしているんですが、腰に疲れが溜まる感じはありますね」

腰の調子が良くないと、姿勢が悪くなり、それが声にも影響する。

岡副麻希

EMSトレーニングもスタート。

「腰の調子が悪いと、座っているときに猫背になってしまうんです。やっぱり猫背だと、テレビ画面に映ったときに印象が良くないですし、姿勢が悪いと声が出にくくなってしまうんです。腰さえ絶好調であれば、大丈夫なことが多いので、コンディションには気をつけています」

岡副さんが肩こり・腰痛対策の一つとして取り組んでいるのが、全身をくまなく伸ばすストレッチ。就寝前にベッドの上で行うのが日課だが、テレビを観たりゲームをしながらのんびりと取り組むこともある。

「ドラマを1話観ている間ずっとストレッチしていることはよくありますね。小学2年生の時に競泳の選手クラスに入ってからストレッチは欠かさずやっているので、やり忘れると気持ち悪いんです。大学生時代、フィンスイミングをやっていた時に、坐骨神経痛に悩まされたことがあって、それからは特に腰まわり、お尻まわりは入念に伸ばすようになりました」

また、昨年の春頃からジムに通いEMSトレーニングもスタートした。

「短時間で効果が感じられるのと、電気刺激がクセになって続けられています。EMSトレーニングを始めてから、体幹と下半身が強くなった気がします。そのおかげで、いい姿勢を自然とキープできるようになってきたと思うんです」

岡副麻希さんのMY克服法。

1. 手を背中の後ろで組んで前屈。

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岡副麻希
肩甲骨を寄せて腕を伸ばして、背中の後ろで手を組む。

岡副麻希
前屈することで腰を伸ばせると同時に、肩甲骨周辺もほぐせる一石二鳥のストレッチ。

2. 胸を伸ばして猫背予防。

岡副麻希
横になって下側の腕を後方に伸ばして行う大胸筋のストレッチ。大胸筋が固まっていると猫背になりやすく、呼吸が浅くなる。

3. ハトのポーズ。

岡副麻希
5年ほど前から始めて、今でも定期的に通っているというヨガ。腰を大きく反らせるハトのポーズは、腸腰筋や腹部のストレッチになる。

4. カラダの側面もストレッチ。

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岡副麻希
胡坐で座り、左手で右肘を摑んで引き寄せながらの側屈。体側、脇、上腕三頭筋を伸ばすストレッチ。

岡副麻希
不良姿勢や腰痛を避けるため体側を伸ばす。

PROFILE
岡副麻希
岡副麻希(おかぞえ・まき)/1992年生まれ。フジテレビ『めざましどようび』、テレビ東京『SUPER GT+』などに出演中。学生時代、フィンスイミング日本選手権1500mで優勝した経験も。

取材・文/神津文人 撮影/鈴木大喜 ヘア&メイク/かんだゆうこ

初出『Tarzan』No.780・2020年1月23日発売

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