週末は、内臓脂肪を溜め込みがちな食事を「鍋」でリセットする

週末は「鍋」でリセット! 内臓脂肪を消費する手軽な一人鍋レシピ

取材・文/石飛カノ 撮影/小川朋央 取材協力/石川三知 (管理栄養士、Office LAC-U) 料理・スタイリング/近藤幸子(料理研究家、管理栄養士)

初出『Tarzan』No.779・2020年1月4日発売

ごはんの代わりに野菜を。

自宅でゆっくり夕食が食べられる週末こそは、内臓脂肪を溜め込みがちな食事をリセットするチャンス。そこで便利なのが、週末の自炊。自炊といっても難しい料理を作る必要はない。スープに肉、魚、大豆製品などのタンパク質を入れて煮込み、好みの野菜をどっさり加える。これでOK。

食べる時間と量にもよるが、今回は敢えて〆ない。ごはんの代わりに野菜をモリモリ食べて消化管を動かし、内臓脂肪を消費しよう。

※1人用の小鍋を使う場合は、材料の半量を入れ、食べ進めて減ってきたら残りの材料を足してください。

1. 豚肉の鍋

 豚肉の鍋
豚肉と豆腐に冷凍ホウレンソウをどっさり。

材料(1人分)

  • 豚しゃぶ用肉…150g
  • 豆腐…小1丁(200g)
  • ささがきゴボウ(冷凍) 100g
  • ホウレンソウ(冷凍) 100g
  • A(水…2カップ、めんつゆ(3倍濃縮タイプ) …大さじ1、 醬油…大さじ1)

作り方

  1. Aを鍋に入れ、沸騰したら豚肉を入れて揺らしながら火を通す。
  2. 肉の色が変わったら、一口大に切った豆腐、ゴボウ、ホウレンソウを加えて火を通す。

2. ホルモンの鍋

ホルモンの鍋
嚙み応えのあるホルモンで満腹感を満たす。

材料(1人分)

  • 味付けホルモン…100g
  • 豆腐…小1丁(200g)
  • カット野菜(もやしとニラ)…150g
  • A(水…2カップ、醬油…大さじ1)

作り方

  1. Aを鍋に入れ沸騰したらホルモンを入れる。
  2. ホルモンの色が変わったら、豆腐、カット野菜を加えて火を通す。

3. 練り物の鍋

練り物の鍋
魚と大豆製品のコラボ鍋はボリューム満点。

材料(1人分)

  • 厚揚げ…1枚(200g)
  • つみれ…100g
  • シメジ…1パック
  • カット白菜…150g
  • A (水…2カップ、めんつゆ(3倍濃縮タイプ)、大さじ1、醬油…大さじ1)

作り方

  1. 厚揚げはお湯を表面にかけ、油を落として一口大に切る。
  2. シメジは石づきを落とす。
  3. Aと具材を鍋に入れて火にかける。
  4. 沸騰したら中火にし、白菜がしんなりしてきたら出来上がり。

4. タラの鍋

タラの鍋
ニンニクのパンチが効いたトマト味の洋風鍋。

材料(1人分)

  • 塩タラ…2切れ
  • ミニトマト…8個
  • ジャガイモ…1個
  • 冷凍インゲン…50g
  • A(水…2カップ、コンソメ…小さじ1、塩 …少々、すりおろしニンニク…小さじ1/2)

作り方

  1. タラは1切れを3つに切る。ミニトマトは半分に切る。
  2. ジャガイモは皮をむき、7mm幅の半月に切り、水にさらす。
  3. Aを鍋に入れ、沸騰したら具材を入れ、中火で7分ほど煮る。

5. 鶏つくねの鍋

鶏つくねの鍋
市販品を利用すれば鶏つくね鍋も簡単だ。

材料(1人分)

  • 鶏つくね(市販品)…280g
  • 大根…5cm
  • ニンジン…1/2本
  • 水菜…1/4パック
  • A(水…2カップ、鶏ガラスープの素…小さじ1、醬油…大さじ1)

作り方

  1. Aを鍋に入れ、沸騰したらつくねを入れる。
  2. 表面が白っぽくなったら野菜を足し、中火で7分ほど煮る。