膝を曲げる動作で太腿の裏側、ハムストリングスを鍛える。ピンポイントで鍛えることが難しい部位なので、座って行うマシントレは初心者にも有効。微妙なポジション調整でより効かせていこう。
まずはレッグカールの基本をマスター!
+αで一流のレッグカールにする
一流のレッグカールでは、細かいテクニックで鍛えにくいハムを集中砲火。
1. 爪先を下げてハムストリングスへの刺激アップ
膝を曲げる動きにおけるハムの協働筋は腓腹筋。腓腹筋は足首の動きにも関与するので爪先を引き下げて足関節を底屈させると収縮する。で、膝の動きへの関与を減らす。この状態で膝関節を曲げるとハムが単独で頑張る仕組み。
2. 爪先の向きを変えることで、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋を攻める
爪先を真上に向けたノーマルポジションではハム全体に満遍なく刺激が入る。敢えて爪先の向きを変えて刺激部位を変える。爪先を外側に開くと大腿二頭筋、内側に寄せると半腱様筋、半膜様筋に刺激が入る。
3. シートを倒して背中を丸めれば、ハムストリングスへの刺激がアップ
シートを後ろに倒して腰を曲げた姿勢で行う。骨盤を後傾させるとハムの付着部の座骨が手前にズレる。この状態でレッグカールをすると、ノーマルポジションに比べてハムをより短縮させることになる。