- 鍛える
こんなパンを待っていた! 豆でつくられたグルテンフリーの《ZENB ブレッド》
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筋肉には、その人の筋トレ哲学がギュッと詰まっている。「Tarzan Web」の『筋肉図鑑』では、本誌掲載時に紹介しきれなかった筋肉を追記して、さまざまなトレーニーの筋肉の裏側に迫ります。第4回は都内に6店舗あるトレーニー御用達の名店に勤める大樂裕也さん。
【今回の筋肉】
筋肉食堂ホールスタッフ・大樂裕也さん
〈筋肉食堂〉勤務歴もトレーニング歴も4年目、カラダも食の考え方も大きく変わりました(体重は13kg増)!
鍛え始めたのは、海に行ったときマッチョな先輩と撮った写真を見て自分のガリガリ具合に驚いたのがきっかけ。15年ほどモトクロスをしてたので体幹は鍛えてたものの、カッコいいカラダではなく…。翌日にはジムに入会しました。
週5〜6日、ジムで1時間鍛えてから出勤するのが今のルーティン。故障によりほとんど鍛えられなかった時期もあり、精神的に辛かったです。でも〈筋肉食堂〉で働いてるから立ち直れたのかもしれない。
アルバイトの中にも熱心なトレーニーが多く、「どう鍛えましたか?」などの質問をよく受けるんです。彼らのやる気に触発されて「手本を示せる存在でいたい」と気合が入ります。
職業柄かもしれませんが、カラダをつくるうえではタンパク質だけでなく、糖質やビタミンもちゃんと摂るべきだという意識が人一倍強い気がします。毎食主食に白米200gを食べ、サラダもたっぷり。サプリにはできるだけ頼りません。
また僕は九州男児ですのでお酒も大好き(笑)。ただしビールでなくハイボール、つまみは枝豆や肉を選ぶなど工夫をしつつ、酒の場を楽しみます。
筋トレが仕事に生きたと実感するのは、「デカいですね」「触らせてください」などとお客さんに声を掛けていただいたとき。
筋肉はコミュニケーションツールの一つです! 「普段はほとんど食べない」などおっしゃる方には「食べた方が絶対いいです!」とお伝えすることも。
食に関する情報が多数ある昨今、間違った方向に流されてしまわないよう、〈筋肉食堂〉スタッフとしても、いちトレーニーとしても正しい食事を伝えたい。カラダづくり以前に健康であることが大事だと思うんです。
取材・文/門上奈央 撮影/山城健朗
(初出『Tarzan』No.767・2019年6月27日発売)