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平泳ぎは体格や体力よりもテクニックがパフォーマンスを左右する部分が大きい種目。
平泳ぎ以外の3泳法は、推進力の6〜7割程度をストロークが生む。それと対照的に平泳ぎは推進力の6〜7割ほどをキックで出力するから、キック練習が重要。
また、平泳ぎ以外の3泳法は足の甲で水を蹴るが、平泳ぎだけは足の裏で水を蹴るのが特徴である。腰掛けキックから始め、ウェッジキックを会得したい。
自分の目で確かめながら、平泳ぎのキックのシークエンスをチェックしよう!
腹筋に力を入れて、頭から爪先までを水面と平行にキープ。水面すれすれで足が水面上に出ないように気をつけて行う。
仰向けでお腹にビート板を抱えたラッコスタイルでキックのシークエンスをもう一度チェックする。水をきっちり捉えてキックだけで進んでいく。
ラッコスタイルキックと同じように丁寧なキックを繰り返し、カラダをスイスイ進める。太腿が水面上に浮いてこないように注意。
うつ伏せになり、両手でビート板の真ん中を押さえてストリームラインを取り、水面下でキックを行って進む。顔を水につけて行い、息が苦しくなったら顔を上げて呼吸をする。
教えてくれた人
取材・文/井上健二 イラストレーション/中村知史 監修/加藤健志
(初出『Tarzan』No.746・2018年7月26日発売)