【ダイエットのNG】とにかく有酸素運動だけでダイエットする
それまで運動をしていなかった人が有酸素運動を始めると、するすると体重が落ちることもある。だが問題は停滞後。まだお腹はぽっこりしているのに、思うように体重が減らないというケースは案外多いのです。
取材・文/黒澤祐美 撮影/谷尚樹 スタイリスト/高島聖子 監修/森拓郎(パーソナルトレーナー)
(初出『Tarzan』No.762・2019年4月4日発売)
太りにくいカラダを作るなら筋トレを合わせるべし。
「ダイエットを目的とするなら、有酸素運動よりも筋トレのほうが効率的」と、パーソナルトレーナーの森拓郎さんは話す。
それまで運動をしていなかった人が有酸素運動を始めると、するすると体重が落ちることもある。だが問題は停滞後。まだお腹はぽっこりしているのに、思うように体重が減らないというケースは案外多い。
「ランを続けているとカラダが省エネモードに切り替わり、30分走っていたのと同じエネルギーで1時間走れるようになります。それ以上痩せるには、スピードを上げるか距離を延ばすしかないので、忙しい現代人にとって効率的とは言えません。それよりも筋トレを組み合わせて代謝を上げるほうが、長期的に見れば重要でしょう」(森さん)
それどころか、省エネと化したカラダは筋肉が減少し、少しのエネルギーで太りやすいというデメリットも。筋トレもセットで行おう。