• 歩く時間をジムにする。会社までの道すがらで「体幹×筋トレ」
TRAINING
2019.03.20

歩く時間をジムにする。会社までの道すがらで「体幹×筋トレ」

「会社までの道すがら」

ぼくらは普段、体幹を怠けさせている。では、体幹のために何ができるのか? わざわざトレーニングの時間を確保しなくても、日常生活の中でできることはかなりある。“ながら”筋トレはよく聞くけれど、ここに体幹への意識を盛り込むのだ。通勤中にできる、体幹×筋トレを4つ紹介。

視線を感じても恐れるべからず!

宅から駅まで、駅構内、駅から会社まで。それなりの距離を毎日歩いているあなたは、それだけ「ながらトレ」の機会に恵まれているといえよう。しかもプレゼン資料がみっちり詰まった重い通勤バッグを携えていたならなおさらラッキー。そのバッグはダンベル代わりのちょうどいい負荷となる。

ウォーキングのステップをほんの少し工夫する。またはバッグをカラダから離して歩くことで体幹の安定感を養いつつ腕や肩のトレーニングをしてしまう。1ブロック分、次の信号まで、と目標地点を決めて、さあ歩こう。

いつものルートを歩くだけで、人知れずに体幹×筋トレの実践になる。と思えば、ちょっとくらい、この人ヘン?という視線を感じても恐れるべからず!

1. トライセップスキックバック

トライセップス キックバック

ベンチの上に片膝をついてダンベルを後方に向かって押し出すトライセップスキックバックのイメージで、バッグを後ろ手にキープしながらウォーキング。体幹でバランスをとりながらなので結構ムズい。

2. スキッピングウォーク

スキッピングウォーク

実際にスキップしろとは言わない。一歩ずつ歩くたびにヒョイヒョイと軽く上に跳び上がるようなイメージでウォーキング。爪先で全身を持ち上げるようにするのがポイント。ピークでぐらつかないように。

3. バッグラテラルレイズ

バッグラテラルレイズ

片手に持ったバッグをカラダからできるだけ離し、斜め45度くらいまで持ち上げて歩く。ダンベルを左右に外転させるラテラルレイズのイメージ。体幹の安定感と肩の強さが必要だ。

4. アップダウンウォーク

アップダウンウォーク

歩くとき、膝を高く上げながら片足を踏み出し、着地するときにランジの要領で膝を曲げて腰を落とす。この繰り返し。もし周りに人がいなかったら、もしそこが薄暗い道だったら、試してみる価値あり。

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1. 時間/一度始めたら、30秒から1分続ける。

一度始めたら、30秒から1分続ける。

思い立ったらいつでもどこでもできるのが、「ながらトレ」の最大のメリット。でも、一瞬やってはすぐやめてという繰り返しでは期待できる効果も薄いし、せっかくのやる気がちょっともったいない。そこで、時間のルールをひとつ決めておこう。

一度スタートさせたら最低でも30秒、もっといければ1分間くらいは続けてほしい。電車の中の「ながらトレ」であればひと駅分は頑張ってみたいもの。

2. 姿勢/「ながらトレ」は正しい姿勢ありき。

「ながらトレ」は正しい姿勢ありき。

体幹トレの最大の恩恵のひとつは姿勢の改善、すなわち脊椎の本来のS字カーブを取り戻すことだ。というわけで、筋トレのターゲットの筋肉を意識するだけでなく、常に姿勢を正しくキープしつつ動作を行う必要がある。でなければ、単なる“間違った筋トレ”になってしまう。

正しい姿勢とは頭のてっぺんがヒモで引っ張られるイメージ。左右の肩甲骨を内転させ中心に寄せた状態であればなおよし。

3. 意識/ブレージングで腹の筋肉を総動員。

ブレージングで腹の筋肉を総動員。

体幹トレというと、腹をスプーン状に内側に凹ませるドローインが有名だ。確かにドローインはローカル筋である腹横筋が駆使される。だが、今回の体幹×筋トレでの基本姿勢はドローインではなく、腹をフラットに保って固くするブレージングとしたい。

理由はドローインはアウターの腹直筋がリラックスした状態だから。いってみればこれはブレージングの前段階。腹まわりの筋肉すべてを使ったブレージングをマスターしよう。

4. 呼吸/すべての動作とともに深い呼吸を心がける。

すべての動作とともに深い呼吸を心がける。

腹腔の前面を覆う体幹の要、パワーハウスには胸郭の下側を覆う横隔膜が含まれている。ここはいってみればパワーハウスのフタに当たる部分。つまり深い呼吸で横隔膜を稼働させてなんぼ。

というわけで「ながらトレ」にかかわらず今回の体幹×筋トレでは呼吸もしっかり意識のこと。基本は胸郭が開く動作で息を吸い、閉じる動作で吐く。シットアップならカラダを下げるときに吸い、上げるときに吐く要領。

取材・文/石飛カノ 撮影/千葉 諭 スタイリスト/山口ゆうすけ ヘア&メイク/天野誠吾 エクササイズ監修/齊藤邦秀(ウェルネススポーツ) 取材協力/有賀誠司(東海大学スポーツ医科学研究所教授)

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