「あっさり鍋なら太らないから、シメまでしっかり楽しむ」はダイエットの敵!
取材・文/井上健二 取材協力/森 拓郎(ボディワーカー、トレーニングジムrinato代表)
(初出『Tarzan』No.736・2018年2月22日発売)
寒い季節に恋しくなるのが鍋。鍋料理はシンプル&ヘルシーな料理の代表格。
出汁を張った鍋に好きな食材を入れるだけだから調理は超簡単。魚介類や豆腐、野菜やきのこ類のように低カロリーで栄養価が高い食材を投入すれば、カロリー過多が避けられて栄養バランスが整ってくる。
でも、ダイエット中は糖質過多に注意。鍋用の出汁も市販されているが、選ぶときは栄養成分表をチェックして糖質ができるだけ少ないものをチョイス。
「糖質のうちでも、果糖ブドウ糖液糖のように果糖を含むものは体内で脂質に変わりやすい」とは、トレーナーの森拓郎さん。キムチ味や味噌味のように味が濃くてコクが強いものは、カロリーも高くなりがちだから気をつけたい。
鍋のお伴である春雨はデンプン主体でほぼ糖質オンリー。最後の楽しみである〆のご飯と麺類もデンプン主体で糖質リッチである。美味しくても食べすぎて後悔しないように。
教えてくれた人
森拓郎さん(もり・たくろう)/パーソナルジム〈rinato〉のオーナー兼トレーナー。トレーナーながら運動至上主義から距離を置き、食事の重要性を強調。運動嫌いでも理想のカラダを最小限の努力で作るメソッドを提供する。
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