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洋ナシ型かリンゴ型か、それともバナナ型 ? あなたの肥満タイプをチェック!

皮下脂肪型肥満(洋ナシ型)と内臓脂肪型肥満(リンゴ型)、そして隠れ肥満(バナナ型)。同じ肥満体型といっても、どこに脂肪を溜め込んでいるかでタイプが違い、対策も変わる。自分がどんな脂肪をまとっているのか、チェックテストで肥満のタイプを知ろう!

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体脂肪量と蓄積場所をクロスチェック。

体脂肪は、どのくらい溜まっているかという量と、どこに溜まっているかという場所が大事。太っているという自覚があるなら、自分が皮下脂肪型肥満か、それとも内臓脂肪型肥満なのかを知っておきたい。

体脂肪の2大集積地は、皮下に広がる皮下脂肪と、お腹の奥にある内臓に溜まる内臓脂肪。皮下脂肪の溜まりすぎで太っているのが皮下脂肪型、内臓脂肪の溜まりすぎで太っているのが内臓脂肪型の肥満だ。

・皮下脂肪型肥満(洋ナシ型)

外見上の違いは明確。皮下脂肪型はいわゆる下半身デブ。下腹やお尻や太腿に多くの体脂肪がつき、まるで洋ナシのようなフォルムをしている。

皮下脂肪型肥満(洋ナシ型)の判断基準
  • 皮下脂肪レベル ★★★★
  • 内臓脂肪 ★

BMIや体脂肪率が肥満レベルなのに、お腹はそれほど出ていない。お腹の代わりに下腹から下に体脂肪が集まり、下半身太りに陥っている。女性ホルモンは皮下脂肪を溜めやすいので女性に多い。内臓脂肪型と比べると健康リスクは低い。

・内臓脂肪型肥満(リンゴ型)

内臓脂肪型は内臓脂肪でお腹がビヤ樽のようにせり出て、こちらはリンゴのようなフォルムをしている。そこで皮下脂肪型を洋ナシ型肥満、内臓脂肪型をリンゴ型肥満ともいう。

 内臓脂肪型肥満(リンゴ型)の判断基準
  • 皮下脂肪レベル ★
  • 内臓脂肪 ★★★★

内臓脂肪の蓄積で太っているタイプ。皮下脂肪型よりも健康リスクが高いメタボ予備群。男性に多いが、女性は45〜55歳の間に閉経すると女性ホルモンの分泌がガクンと減り、皮下脂肪型から内臓脂肪型へスイッチしやすくなるから要注意。

皮下脂肪型と内臓脂肪型を区別する客観的な物差しになるのはBMIと腹囲。

体重と身長から割り出すBMIはそもそも肥満かどうかを判別する基準。BMI25以上が肥満だ。体脂肪計があるなら体脂肪率が男性で25%、女性で30%を超えたら肥満を疑う。

BMIの求め方はコチラをチェック!:

腹囲はおヘソの高さで測ったもの。男性85cm以上、女性90cmだと内臓脂肪型肥満である。男性より女性の方が内臓脂肪型の基準が甘いのは、女性ホルモンのエストロゲンには体脂肪を皮下に誘導する働きがあり、お腹が出ていてもその多くは内臓脂肪のせいではなく、皮下脂肪によるものである場合が多いから。BMI25以上なのに腹囲が男性で85cm未満、女性で90cm未満なら、消去法で皮下脂肪型肥満と覚悟すべし。

・隠れ肥満(バナナ型 )

この他、おもに男性に、いわゆるバナナ型と呼ばれる隠れ肥満(内臓脂肪型肥満予備群)が存在する。BMIでも体脂肪率でも肥満ではないのに、何らかの原因で内臓脂肪を溜めやすく、お腹全体がバナナを思わせる緩やかな曲線を描くパターンだ。

隠れ肥満(バナナ型 )の判断基準
  • 皮下脂肪レベル ★
  • 内臓脂肪 ★★★

内臓脂肪型の予備群で男性に多い。皮下脂肪よりも危険な内臓脂肪を溜めやすい体質だとしたら、肥満でなくても十分に不健康である。体重、体脂肪率、腹囲をつねにモニタリングし、それぞれが大きく増えないように生活を自制したい。

バナナ型でBMIも腹囲もまだ安全圏内にいるとしても、油断してはならない。一般的に体重が1kg増えると、腹囲は1cm増えるとされる。

腹囲82cmの男性でも、ここ1〜2年で3kg太ったら腹囲は3㎝増える可能性があり、バナナ型から危険なリンゴ型へ降格する恐れもあるのだ。

取材・文/井上健二 イラストレーション/八重樫王明 取材協力/菅波孝祥(名古屋大学環境医学研究所教授)

(初出『Tarzan』No.756・2019年1月4日発売)

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