「脇腹のボコボコ」を強調する種目。
肩がガチガチなら、肩甲骨ほぐし。
代謝を上げるには夜の過ごし方が重要だった⁉︎
加齢とともに気になる…。関節・骨の不安に「骨活トレーニング」
ジムトレにまつわる基本的なQ&A。
空腹でランニングした方が痩せやすい?
揺れる電車を活用して、体幹を鍛えよう。
自宅でできる、排便うながしエクササイズで便秘解消!
  • 公開:

タンパク質って、どのくらい摂ればいいの?

こちらもチェック! 関連記事:

答え:一般人なら体重1kgにつき0.8〜1g強でオッケーです

厚労省の「日本人の食事摂取基準2015年版」によると、20代以上のタンパク質推定平均必要量は1日50g、推奨量は60gだ。体重60kgとすると、体重1kg当たり0.83〜1gのタンパク質が必要という計算になる。

これはエネルギーとタンパク質に含まれる窒素量から算出したもの。全体的なエネルギー量が足りないとタンパク質がエネルギーとして利用されてしまう。なので、エネルギーと窒素から係数を導き出し、それによって算出された数値。一応、効率よくタンパク合成を促すための数値といえる。

1日60gとすると、3で割って20g。やはり1食のタンパク質必要量は20gということに。

ただし、これは身体活動レベルが「ふつう」の人の場合。何をもって「ふつう」かというと、一般的な生活をする日本人のほぼ半数に該当する活動レベル。デスクワーク中心だけどときどき立って作業したり、通勤や家事やごく軽い運動などをする場合を指す。

取材・文/石飛カノ イラストレーション/クレメンス・メッツラー 監修/藤田 潤(立命館大学スポーツ健康科学部)

(初出『Tarzan』No.726・2017年9月14日発売)

Share
Share