あなたのためのジム選びガイド|34歳・営業マン、目的はダイエット

「ターザン」では、多様性を増し拡大する日本全国のジムを「総合ジム」「公共ジム」「パーソナルジム」「女性専用ジム」「ブティックジム」「コンビニジム」の6つに分けて紹介している。さて、それでは、どこを選べばいいのか? タイプ別におすすめの選び方を解説しよう。

取材・文/井上健二 イラストレーション/高橋将貴 監修/白戸拓也(フージャース ウェルネス&スポーツ)

(初出『Tarzan』No.748・2018年8月23日発売)

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目的は「ダイエット」

34歳・営業マン、学生時代はサッカー部で活躍する。大学卒業後は体力を買われてオフィス機器の営業部へ。持ち前の馬力で新規開拓に豪腕を発揮。仕事は順調だが、結婚後の幸せ太りと夜の付き合いで体重がじりじり増加。

学生時代は割れていた腹筋は影も形もなくなり、気づけば社会人12年目にして体重は15㎏増。フットワークも重くなったし、デブキャラ営業マンから脱皮すべく鍛える決意を固めた…。

そんな人におすすめするとすれば、「総合ジム」「パーソナルジム」「ブティック」だろう。

食事面のアドバイスも得られるから

ジムの入会動機で圧倒的に多いのはダイエット。全体の70%ほどを占める。真剣に痩せたいなら、真っ先に見学に訪れたいのは総合ジムだ。

減量には有酸素と筋トレの他、食生活の見直しが欠かせない。総合ジムなら初めに入会動機を包み隠さず伝えると、食事面も含めたプログラムを立ててくれる。少人数制レッスンと管理栄養士などによる食事相談がセットになった短期集中ダイエットプランを有料で展開しているので、活用する手もある。

確実なリターンを求めるなら、返金保証があるパーソナルジムへ。週1〜2回の筋トレ中心のパーソナルトレーニングと糖質オフなどの食事アドバイスがパッケージ化された2〜3か月のダイエットプランに身を委ねよう。

一人だと三日坊主に陥るのが不安なら、ブティックジムのグループレッスンで運動を習慣化。食事面はおそらくトレーナーが相談に乗ってくれる。ジムで知り合ったダイエット仲間と励まし合いながら、体重減少を狙え。