あなたのためのジム選びガイド|29歳・公務員、「筋肉をつけたい」
「ターザン」では、多様性を増し拡大する日本全国のジムを「総合ジム」「公共ジム」「パーソナルジム」「女性専用ジム」「ブティックジム」「コンビニジム」の6つに分けて紹介している。さて、それでは、どこを選べばいいのか? タイプ別におすすめの選び方を解説しよう。
取材・文/井上健二 イラストレーション/高橋将貴 監修/白戸拓也(フージャース ウェルネス&スポーツ)
(初出『Tarzan』No.748・2018年8月23日発売)
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目的は「筋肉をつけたい」
29歳・公務員。子どもの頃から外で遊び回るよりもうちで本を読む方を選ぶ書斎派。食も細くガリガリ体型のまま、間もなく三十路を迎える。学生時代に自宅トレで筋肉をつけようとしたが、モチベーションが続かず挫折。
学生時代から付き合っていた恋人と円満に別れたものの、彼女に細マッチョ系の彼氏ができたと聞いてモヤモヤ。コンプレックスだったガリガリ体型と決別して新たな恋をつかみたい。
そんな人におすすめなのが、「公共ジム」「総合ジム」「コンビニジム」だ。
自己流は卒業。マシンで筋肉を確実に肥大
自宅トレでも正しくやれば筋肉はつくが、食が細いタイプは筋肉が肥大しにくいため変化を感じるまで時間を要する。その間に「頑張っているのにつかない!」と諦めてドロップアウトする恐れも。その壁を乗り越えて粘り強く続けても、自己流の誤ったフォームでは結果は出ない。
ジムのマシンなら、定まった軌道に従って動かすだけだから狙った筋肉に負荷が加わり、効き目抜群。
設備が立派で筋トレに詳しい指導員が常駐しているなら、安く使える公共ジムがファーストチョイス。指導員からフォームと負荷設定を学んで取り組もう。公共ジムのマシンのラインナップに不満があるなら、総合ジムに入ってトレーナーの指導を受ける。
自宅か職場の近くに通いやすいコンビニジムがあるなら、そこでマシントレに励むのもいい。その場合、1か月ほどはパーソナルトレーナーを付けてマシントレを徹底指南してもらうのが絶対条件。
いずれも筋肉の材料となるタンパク質の増量を忘れないで。