お腹まわりと見えない脂肪が気になるなら「エラグ酸」を覚えておいて損はない

機能性表示食品で人気のエラグ酸は試す価値大

運動量は減っていないし、高カロリーな食に溺れてもいない。用心しているから毎日体組成計でカラダが変化して“いない”ことを確認していても、以前とは何となく違うと感じている40代以上の人は多いだろう。

筋量はさほど変わらないのに、微かにカラダの線が崩れ始め、腹が出ようとする。改善しようとは思っても、多忙な日々のなか、いま以上に運動量と強度を増すのは現実的ではないし、食事を削るのもストレスだ。

では、どうする？ 無理なく続けられる何かよい習慣を一つ、新たに生活にトッピングしてはどうだろう。それには最も身近な選択肢、サプリなどを試してみるのがお勧めだ。

いままでもお腹まわりの変化に悩む多くの男女は、あれこれサプリを試してきた。なかにはブームになる成分もあったが、実情は玉石混淆。手応えの不確かなものは姿を消していった。

そんななか、ここ数年、実績を積み上げてきた成分がエラグ酸だ。実はこの成分、れっきとした裏付けのある機能性表示食品のカテゴリーで体験者に高く評価され、大人気となっている。

エラグ酸はポリフェノールの一種。脂肪細胞に働きかけ、カラダの数値も改善する

多くの人にとって耳新しいであろうこの成分・エラグ酸とは、月見草、イチゴやザクロなどが持つ生理活性物質、ポリフェノールの一種。抗酸化作用が高いことが知られている。生物は色素としてポリフェノールを持つことが多い。その中には健康に役立つものがいくつも存在する。

公表されている論文によると、エラグ酸は脂肪細胞の分化や脂肪合成、肥大化を抑制することによって、肥満気味な人の体脂肪、体重、BMI値、ウェスト周囲径、血中中性脂肪が低減するものと考えられている。

40代ならまだしも、50の声を聞くころになると、カラダの数値が気になる人は急増する。放っておけば数値は悪化し続ける。少々の食事療法では体重が落ちにくくなったことを嘆く人も増える一方だ。

また、運動自体が消費するエネルギーは思いのほか少なく、運動で減量に成功する人はまれだ。むしろ一日の中で圧倒的に長時間にわたる、運動“していない”時間のエネルギーの収支に着目する方が賢明だ。

それにはアクセルを吹かすのではなく、いわばアイドリング状態のカラダが、どれだけエンジンの回転数が高い状態にあるかについて敏感でありたいもの。いままでの生活を大きく変えることなく、ささやかな新しい健康習慣でカラダを変えたければ、エラグ酸の摂取はカラダの状態への注意を促し、気づきをもたらすだろう。

エラグ酸の真価を引き出すのは習慣化。摂りやすく、リーズナブルな価格も重要だ

エラグ酸を一時的に生活に取り入れるのは簡単だ。問題はこれを習慣化できるかどうかだ。まさか1日3回の食事の前後に毎回ではハードルが高い。できたら1回で済ませたい。

いま、50代を中心にお腹だけでなく、体重や数値全般が気になる人に支持を受けている機能性表示食品《メタプラス ウエストマックス》は、目安量3粒を1日1回、食事前にまとめて摂るだけ。

価格も31日分で2678円（税込み）、1日当たり約86円といたってリーズナブルだ。とはいえ、これが将来への投資であることは間違いない。そして、結果を出すためには、この製品のポテンシャルをムダにしない自助努力も欠かせない。

エレベーターを階段にする、あと一口を我慢する。せっかく機能性表示食品を摂る以上は、生活の改善にも取り組むべきなのだ。その思いを日々新たにするためにも、目の前に見える形で存在する製品を生活に取り入れるのはよい工夫。

自分の健康のために選びとったサプリは、日々の生活を改善し続けるためのリマインダーになるのだ。

取材・文／廣松正浩　イラストレーション／東海林巨樹

初出『Tarzan』No.859・2023年6月22日発売

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