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“スリップインするだけ™”じゃない!《スケッチャーズ スリップ・インズ》快適学。
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そのジムは、ごく限られたアスリートだけがアクセスできる。東京・台場にある〈inトレーニングラボ〉。この日も、球界を代表するピッチャー・石川雅規選手の姿があった。
「ココには、10年ほど通っていますね」
丁寧な物腰で答えるのは、〈東京ヤクルトスワローズ〉の石川雅規選手。2年連続のリーグ優勝を支えた、日本球界を代表する名プレーヤーである。
石川選手が語る“ココ”とは、東京・台場のオフィスビルにある〈inトレーニングラボ〉。最先端のトレーニングと栄養の知見で、各界を代表するトップアスリートをサポートする、森永製菓が運営する国内最高レベルの民間施設である。
この日も石川選手は、筋力トレーニングを組み込み、自身の“野球技”の調整に余念がない。
「今の栄養面での課題は…体重、ですね(笑)」
優勝争いの緊張感のさなかにあっても、石川選手の体重が大きく減ることはないという。
「夏場でも、けっこう食べられます。秋田出身、お米が大好きで(笑)」
傍らでメモを取るのは、ラボの管理栄養士、三好友香さんだ。
石川選手への栄養指導は限定的で、厳密なコントロールは本人の希望もあって行っていない。そのため三好さんは、トレーニングの合間などの何気ない会話の中から、石川選手の栄養を含めたコンディションをモニタリングしている。
「結果が全ての世界なので、競技だけでなく食事でもストレスが続くと、体調不良に繫がりかねません。石川さんは、基本的にバランスの良い食事を摂られ、しかも胃腸も強いので“食事をストレスにしない”という考えを尊重しています」(三好さん)
アスリートにとって、胃腸の強さは現役の長さにも直結するという。
「胃腸が強ければ、激しい運動の後でも、きちんと食べられます。食べられなければ、体重とともに筋肉も落ちてしまいます。石川さんは、登板後でもしっかり食べられており、消化も吸収効率も高いはずです。もちろん、食べ過ぎないことも大切です(笑)」(三好さん)
プロ21年目の石川選手は、200勝という孤高を目指す。
「ストイックに、体脂肪がないのがいいのかもしれませんが、投手って、そういうものでもないんですよ」
石川選手の精緻なカラダの調整に、選手と栄養士のラボでの何気ない会話が奏功している。
《inゼリー》《inバープロテイン》などで、スポーツ愛好者の支持を集める森永製菓が運営するトレーニング施設〈inトレーニングラボ〉。契約したアスリートだけが、この施設を拠点にフルオーダーのサポートを受けられる。
取材・文/大田原透 撮影/小川朋央
初出『Tarzan』No.845・2022年11月2日発売