NYでも人気が加速中。レイジ・ルームは一種のスポーツ?
世界中からフィットネスの最新事情を集めた「WORLD FITNESS NEWS」、今回はニューヨークで人気が加速している破壊アクティビティ「レイジ・ルーム」についてお伝えします。
edit: Takashi Osanai
初出『Tarzan』No.842・2022年9月22日発売
これもスポーツ? 新感覚の破壊アクティビティ
あまりのイライラに、つい家にあるものを壊してしまった…。
アメリカの映画ではよく見るシーンだが、現実的に考えて、怒りに任せて部屋のものを破壊するなんてことはない…つい最近までは。
ニューヨークで人気が加速している「レイジ・ルーム(怒りの部屋)」は、限られた時間内でコンピューターやTV、モニターなどの電子機器を野球のバットで壊すレクリエーション。
ストレス解消や恋人にふられた時の憂さ晴らし、またバースデーパーティーに利用する人が多いそうだが、なぜか一種の“スポーツ”だとされている。
そんな風変わりのスポーツが楽しめるブルックリンの〈レイジ・ケイジ〉ではプリンターやオフィス電話を壊せ、誰かが投げた皿やキーボードを打ち砕くためグループで参加する人も多いとか。
安全のために着用する、つなぎのスーツとヘルメットもかわいい!
Reporter
HASEGAWA AZUMI /東京都出身、ブルックリン在住。日々のエクササイズは自転車でブルックリンとマンハッタンを往復することと、たまの平泳ぎ。www.azumihasegawa.com