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世界の主要レースで驚異の勝率。いま、アディゼロに注目すべき理由
「ランニングシューズ論争」に、ここ数年とは違う風が吹いている。2021年シーズン、ワールドマラソンメジャー5大会の男女勝者10名のうち、過半数にあたる6名もの選手が着用していたのは、アディダス《ADIZERO(アディゼロ)シリーズ》だった。アディダスの“最速”シューズに、再び注目が集まっている。
“速さ”はいつだって僕らを高揚させる
トップアスリートが世界記録を出したときの“マジか!?”という驚きと感動。お決まりのコースを普段より速く走れたときの、充足した心地よさ。臨んだレースで目標タイムを達成したときのやってやった感。
1,000mでも42.195kmでも、自分が走ったときは元より、他人の走りを見るのでさえも“速いこと”は楽しく、ランナーたちの心を高揚させてくれる。だから、速く走れるランニングシューズはいつだって憧れの的だ。
アディゼロがスピードで世界を席巻
レースシーンの高速化が進む今、2021年の世界の主要マラソンメジャーズ5大会の男女優勝者10人中、過半数にあたる6人がアディダス《ADIZEROシリーズ》を着用していたという事実をご存知だろうか? 高性能シューズがしのぎを削っている時代にあって、これは驚異の勝率だ。
一例を挙げると、ベルリンマラソン男子では、《ADIZERO ADIOS PRO 2》を着用したグエ・アドラが優勝。ボストンマラソン女子では、ダイアナ・キプヨゲイが《ADIZERO ADIOS PRO》を使用して勝利を飾っている。
ベルリンやボストンを含む、世界のメジャーマラソン大会で勝率6割を実現したのが《ADIZERO ADIOS PROシリーズ》なのだ。2021年の夏、ペレス・ジェプチルチルが東京の舞台でも、気温30度を超える中で、女王の座を勝ち取ったのは記憶に新しい。
世界記録達成の裏にもアディゼロ
また、《アディゼロシリーズ》の活躍はマラソンシーンだけに留まらない。2020年から2021年にかけて、ハーフマラソンを含めたさまざまなロードレースで、7度の世界記録達成を果たしている(うち5記録が12月21日時点で現世界記録)。
選手名 | 競技名 | タイム | 着用シューズ |
---|---|---|---|
ペレス・ジェプチルチル | 女子単独ハーフマラソン | 01:05:34 | ADIZERO ADIOS PRO |
ペレス・ジェプチルチル | 女子単独ハーフマラソン | 01:05:16 | ADIZERO ADIOS PRO |
キビウォット・カンディ | 男子単独ハーフマラソン | 00:57:32 | ADIZERO ADIOS PRO |
アグネス・ティロップ | 女子単独10km | 00:30:04 | ADIZERO ADIOS PRO |
センベレ・テフェリ | 女子単独5km | 00:14:29 | ADIZERO TAKUMI SEN 8 |
カルキダン・ゲザヘグネ | 女子10km | 00:29:38 |
ADIZERO ADIOS PRO 2 |
ダウィト・セヤウム | 女子5km | 00:14:41 | ADIZERO TAKUMI SEN 8 |
アディゼロを選ぶアスリートは海外勢だけではない。
日本国内に目を向けても、ハーフマラソンと10,000mで日本記録を持つ新谷仁美選手は《ADIZERO TAKUMI SEN 8》を着用。シューズと同じブルーの髪で駅伝を駆け抜け、チームの優勝を牽引した。
同じくパリの舞台を目指し、先日のレースで2023年のMGC出場権を獲得した大塚祥平選手も、同じ最新カラーの《ADIZERO ADIOS PRO 2》を愛用している。
最速を追求した最新コレクション
2021年には、搭載されたカーボンプレートの枚数やソールの厚みの点で、世界陸連の規定によりトップアスリートの公式レースでは着用を認められていない《アディゼロ プライム X》が登場するなど、正しく“スピードを追求”が続けられている。
そんな最速を実現すべく、アディダスが最高水準のテクノロジーを注入してきた「アディゼロ」が最新カラーにて販売中だ。
レースに挑むための“勝負の2足”
このシリーズの中核となるテクノロジーは、足の中足骨をヒントに開発した2種類の5本骨状バー「ENERGYRODS(エナジーロッド)」と、軽量・高反発フォーム「Lightstrike PRO(ライトストライク プロ)」。
5〜10kmを主戦場に、より軽量性を重視したレーシングモデル《アディゼロ タクミ セン 8》には、グラスファイバー素材の「エナジーロッド」が用いられており、設置感覚や屈曲性を損なわずに自然な重心移動を実現している。
スピードと長距離を走りぬくクッション性を両立し、ハーフマラソンやフルマラソンでの最速を目指すランナーに向けたモデル《アディゼロ アディオス プロ 2》では、カーボン素材の「エナジーロッド」が用いられており、より高い剛性が反発力と推進力を生みだしている。
用途に応じて最適化された2つの“勝負モデル”が、今後国内のマラソンや駅伝でも存在感を増していくことになるだろう。
広い“走りのニーズ”に対応する3足
上述の2つのレースモデル以外にも、さまざまなランニングをカバーするラインナップが揃う。先ほども触れた《アディゼロ プライム X》はルールブックに捉われず、最速を目指した“自分史上最速”を体感できるシューズと言えよう。
またレースから日々のトレーニングまで使えるシューズが《アディゼロ ボストン10》。フィット感に優れ、ランナーのレベルやシーンを問わずに着用できるバランスの取れた一足が《アディゼロ ジャパン6》だ。
この5つのラインナップで、各自のレベルや用途に合わせて、最速が目指せるというわけだ。
ランニングだけでなく、モータースポーツや移動手段などさまざまなジャンルにおいて、人類は速さを求めてきた歴史を持つ。速さへの欲求がテクノロジーを進化させ、それを使いこなすことでヒトはもっと速くなれる。
2022年に最速を目指すランナーにとって、アディゼロシリーズのテクノロジーは、自分史上最速のきっかけを与えてくれるだろう。
INFORMATION
アディダスお客様窓口
TEL : 0570-033-033 (土日祝除く、9:30~18:00)
WEBサイト
文/本田賢一朗