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超人復活! 阪神・糸井選手のパフォーマンスを支える回復力

2021年9月、史上最年長にしてプロ通算300盗塁の偉業を達成した阪神タイガースの糸井嘉男選手。前シーズン悩まされた右膝の故障をはじめ、年齢による体力の衰えもある中、如何にして“超人”の名に相応しいパフォーマンスを保っているのか。糸井選手を支えるトレーナーの橋本恒さんも交え、糸井流回復術の秘訣に迫る。

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偉業達成の裏に、厳しいリハビリと決意

来季プロ19年目を迎える糸井選手が、史上最年長となる40歳1か月で達成したプロ通算300盗塁。それは、さまざまな身体の不調を乗り越え、ようやく辿り付いた快挙だった。というのも、昨シーズンは300盗塁を間近にして右膝を損傷歩くだけでも痛みがあった

糸井選手盗塁

史上最年長となる40歳1か月でプロ通算300盗塁を達成した糸井選手。

「痛みが1年近く続いていたので、新しいアプローチが必要だと思い、カラダのメンテナンスを兼ねて橋本先生に診てもらったんです。すると、疲労の蓄積から筋肉のバランスが崩れ、関節が正しく噛み合っていないことが悪さをしていると」(糸井選手)

糸井選手と橋本トレーナー

左:阪神タイガース 糸井嘉男選手/1981年生まれ。近畿大学卒業後、2003年にドラフト自由獲得枠で投手として北海道日本ハムファイターズに入団。2016年から阪神タイガース。これまでにゴールデン・グラブ賞7回、ベストナイン5回。 右:橋本恒さん/1973年生まれ。大阪教育大学 教育学部 スポーツ科学部門 特任助教。サンフランシスコ大学在学中に大リーグ・ジャイアンツのアシスタントトレーナーを経験。元広島東洋カープ アスレチックトレーナー。経験論と科学的な理論に基づいたトレーニング・リハビリを追求する。

リハビリは、ジムやプールが中心。使えていない筋肉に刺激を与えるため、糸井選手も経験のない動きを多数取り入れた。体力的な厳しさはあったが、「プロとして当たり前のこと。何歳になっても打ち続けるために、やれることはなんでもやる」と前向きな姿勢で取り組んだ。

そして、3か月後には見事に完治。今では全く不安はないと断言する。橋本トレーナーから見ても、その回復力は予想以上のスピードだったと語る。

橋本トレーナー語る

糸井選手の驚異的な回復力の理由は2つ。まず、糸井選手は筋肉量が多いですが、筋肉の質としてはとても柔らかい。つまり血流が流れやすいので、筋肉に関して普通の方より回復が早いということがひとつ。

そして2つ目が、並外れた動作の再現能力です。自分が狙ったところに足や手が出る。指導をしていてもどんどん吸収していくし、できないとすごく悔しがるんですよね。フィジカルとメンタルの両方が優れているからこそ、早く良い結果を出すことができたのだと思います」(橋本トレーナー)

トレーニングと回復を繰り返しながら強くなってきた

そんなエピソードからも超人ぶりが伺える糸井選手だが、そのフィジカルを支えているのは天性のものだけではない。人一倍練習をする代わりに、人一倍カラダのケアには気を遣ってきた。

トレーニング

右膝のリハビリとして行ってきたトレーニングの一幕。四つん這いの状態で独特の負荷を掛けることで、使えていない筋肉に働きかける。

トレーニング2

「レギュラーのときは毎日試合がありますし、キツいトレーニングもあります。その中でパフォーマンスを維持し、そして高めていくためには、やっぱり回復力をどれだけ高められるかが鍵になってくる。1日でどれだけ回復できるか、というのは昔からずっと考えてきたことなんです」(糸井選手)

そのために欠かさないのが、回復のための栄養と睡眠だ。トレーニングと回復。糸井選手は長い現役生活で何度もそのサイクルを繰り返し、超人と呼ばれるパフォーマンスを発揮してきた。中でも重視するのが栄養面だ。

正しく栄養を摂取すれば、筋肉の回復力も、睡眠の質も高まります。本当は食事から必要なものを摂取するのが一番いいんでしょうけど、野球選手はナイターもあるし、どうしても食事が不規則になりがち。なので、僕はかなりサプリメントなどの栄養補助食品に頼るところが大きいです。本当に信頼できるものだけを使うようにしています」(糸井選手)

パワープロダクションを愛用する糸井選手

糸井選手が愛用するのが、《グリコ》の〈パワープロダクション〉だ。筋力アップのためにボディビルダーと合同トレーニングをした際に勧められたことがきっかけだったと言う。

「筋肉をデカくするのも、トレーニングと回復の繰り返しです。そういう意味では親近感もあったし、何より効果を実感したので、自分から《グリコ》さんにサポートをお願いして使わせてもらうようになりました」(糸井選手)

糸井選手愛用のパワープロダクションシリーズ
パワープロダクションシリーズ

糸井選手が愛用している〈パワープロダクション〉は全6種。詳しくは下記スライドにて紹介。

エキストラ アミノアシッド

エキストラ アミノアシッド」休息時に摂りたいアミノ酸(アルギニン、オルニチン、リジン)・ビタミンB6・亜鉛・マグネシウム・セレンやハーブ(カンカ)・グリコーゲンなどを配合し、ハードなトレーニングの後に最適な回復を提供。希望小売価格 3,888円。

エキストラハイポトニックドリンク クエン酸&BCAA

エキストラハイポトニックドリンク クエン酸&BCAA」1本(12.4g)にBCAA 4000mgとクエン酸5000mgを配合した粉末ドリンク。おなかに溜まりにくいハイポトニック設計で、運動に必要なエネルギー源を効率的に摂取。長時間運動をする際に最適だ。希望小売価格 2,160円。

 

エキストラハイポトニックドリンク CCD大袋

エキストラハイポトニックドリンク CCD大袋」スタミナの維持に欠かせないエネルギーと水分を無理なく摂取できる粉末ドリンクで、汗で失われるナトリウムのほか、7種のビタミンを配合。ウォーキングなどの軽い運動からハードなトレーニングまで対応する。希望小売価格 2,268円。

ホエイプロテイン プレーン味

ホエイプロテイン プレーン味」高タンパク低糖質にこだわり、1杯(約20g)あたり17.9gのタンパク質、0.1gの糖質を実現。香料と甘味料が無添加のプレーン味なので、他のドリンクと組み合わせてアレンジもしやすい。希望小売価格 7,344円。

プロスペックグルタミン

プロスペック グルタミン」運動後の回復に最適なアミノ酸であるグルタミンを高配合(99.6%)。付属のスプーン1杯半程度(0.5g)でグルタミンを5000mg摂取することが可能なアミノ酸パウダー。ハードなトレーニングの後やコンディショニングに。希望小売価格 3,564円。

エキストラ アミノアシッド プロテイン」休息時に摂りたいアミノ酸(アルギニン、オルニチン、リジン)・ビタミンB6・亜鉛・マグネシウム・セレンやハーブ(カンカ)・グリコーゲンと、体づくりのためのたんぱく質、糖質を配合。ハードトレーニング、ハードワークを行いつつ、しっかりと休息をとりたい人におすすめ。希望小売価格 3,780円。

「サプリはその時のカラダの状態に応じて必要なものを使い分けながら、しっかりバランスを取るようにしています」と糸井選手。

「例えば、プロテインは1日に3〜5回。朝とトレーニング後、寝る前をベースに摂取しています。また、トレーニング中はエネルギーも補給できるドリンクのCCDを。頑張った後の回復にアミノアシッドを摂ることも意識しています」(糸井選手)

「特に糸井選手はよく動かれるので、炭水化物、タンパク質、アミノ酸といったところは非常に重要。トレーナー目線でカラダを見てみても、ちゃんと栄養を摂られていることが分かるので、安心感がありますね」(橋本トレーナー)

来年こそ優勝! 鍵を握るのは回復力

来シーズンはプロ19年目。トレーニングと回復を繰り返すことで、年齢に負けないパフォーマンスを発揮してきた糸井選手。「もう1回優勝したい」と語る裏側には、強い覚悟が秘められている。そのために、橋本トレーナーとより厳しいトレーニングを行っていくと言う。

バッドを振る糸井選手

「糸井選手の今のパフォーマンスは、膝を痛めていた頃とは雲泥の差。今、できないトレーニングメニューは一切ないと言えます。ここから考えているのは、年齢が高くなるにつれて弱くなってくる呼吸をプールで鍛えていくこと

インナーマッスルが鍛えられ、カラダのコンディションはさらに良くなっていくはずです。ただ、糸井選手の言うように、運動だけでは強くなれません。栄養を正しく摂ってリカバリーに努めることも大切です」(橋本トレーナー)

「あのプールのやつ、むちゃくちゃキツいねん(笑)」とおどけてみせる糸井選手だが、目は真剣だ。「やらないと年齢に負けますからね。やりましょう」。

最後に、糸井選手に来シーズンの目標を尋ねてみた。

「チームとしては、もちろん優勝です。個人としては、もっと出場してあの声援の中で活躍したいし、それが1日でも多い方が良いと思っています。もう人生の半分くらいは野球に情熱を注いでやってきたので、簡単には諦められないんですよ。

どんなに嫌なことがあっても、次の日にはバットを持って練習をする。これまでもそういうプロ生活でした。今年は優勝を目指せるところまでいったので、来シーズンは絶対に頂点に立ちたいですね」

来シーズンを語る糸井選手

トレーニングと栄養を意識した積極的な回復を繰り返しながら強くなり続けてきた糸井選手。年齢に負けず、常に上を目指し続ける姿は、多くの人に勇気を与えてくれることだろう。

INFORMATION

江崎グリコ パワープロダクション

http://www.powerproduction.jp/

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取材・文/石井良 撮影/北尾渉

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