ピッツァマルゲリータをおからパウダーでつくる糖質オフレシピ
血糖値スパイクを起こさないために「糖質量を1食40g以下」に収めて上手にコントロールしながら摂るのが、ゆるやかな糖質制限“ロカボ”の鉄則。主食など糖質が多い食材は、低糖質なものに置き換えるか、分量を減らし、その分、糖質少なめの代替食材でカサ増しを。糖質量は抑えつつも見た目のボリュームをキープできる。今回は「糖質オフ・ピッツァ・マルゲリータ」のレシピ。
取材・文/小沢緑子 撮影/大嶋千尋 料理製作・スタイリング・栄養監修/美才治真澄(管理栄養士)
初出『Tarzan』No.822・2021年10月21日発売
ピザ生地はおからパウダーで代用を
小麦粉を使う市販のピザ生地は1枚で糖質50〜60gのものが多い。小麦粉は繫ぎ程度に減らし、おからパウダーを主材料にすることで糖質を30gほど減らせる。
ちなみにおからパウダーは植物性タンパク質や食物繊維も補える優れもの。生地にたっぷり塗りたいソースは、トマト水煮を煮詰めて手作りすることで糖質をオフ。
材料(1人分)
- [A]
- おからパウダー…20g
- 小麦粉…大さじ3
- 卵…1個
- 水…50mL
- オリーブオイル…小さじ2
- [B]
- トマト水煮(カットタイプ)…150mL
- 塩…小さじ1/3
- 粗挽き黒コショウ…適量
- モッツァレラチーズ…1個
- ミニトマト…4個
- バジル…適量
- タバスコ…適量
〈作り方〉
- ボウルにピザ生地の材料[A]をすべて入れ、混ぜる。まとまったらオーブンシートを敷いた天板に乗せ、3mm厚程度にのばし広げ(ラフな形でよい)、強火で予熱したオーブンで縁が薄いきつね色になるまで15〜20分ほど焼く(オーブントースターの場合は10〜15分ほど)。
- 小鍋にトマトソースの材料[B]を入れて火にかけ、煮立ったら3分ほど煮詰める。
- (1)に(2)を塗ってスライスしたモッツァレラチーズとミニトマトを散らし、チーズが溶けるまでさらに5分ほど焼く。バジルを散らし、好みでタバスコを振る。