【レシピ】自律神経を労わるブリの照り焼き丼|自律神経ランチ術
昼のタイミングでも自律神経を意識することは大切。ランチでうまく気分転換をしつつ、集中力をキープしたい。今回はビタミンB12が豊富な「ブリの照り焼き丼」のレシピを紹介。
取材・文/石飛カノ 撮影/小川朋央 料理製作・スタイリング/河村玲子(管理栄養士)
初出『Tarzan』No.821・2021年10月7日発売
ビタミンB12で神経を労る
十分足りているときには無自覚だけど、不足した途端に不調が表れるのがビタミンという微量栄養素。末梢神経を修復する働きを持つビタミンB12もそのひとつ。
末梢神経とは運動神経、感覚神経、そして自律神経の3つを指す。日々せっせと働いているこれらの神経が傷ついたとき、神経を構成するタンパク質やリン脂質の合成を促し、正常な状態に戻すのがビタミンB12の役割だ。
で、このビタミンB12を含んでいるのが魚介類や肉類で、とくにサバやサンマ、ブリなどの青魚はその宝庫。おまけに青魚には脳神経を活性化するオメガ3系の油も豊富。丼でかっこみ、自律神経を労るべし。
外食で食べるなら…
サバの味噌煮、アジの南蛮漬け、サンマの塩焼き など
ブリの照り焼き丼
材料(1人分)
- ブリの切り身…1枚
- ナス…1/2本
- 片栗粉…適量
- ゴマ油…大さじ1
- A
- 醤油…大さじ1
- 酒…小さじ2
- みりん…小さじ2
- 砂糖小さじ1・1/2
- 大葉…適量
- 長ネギ…適量
- 刻みのり…適量
- ごはん…1膳分
作り方
- ブリは塩(分量外)を振って30分ほど置き、流水で洗い水分を取る。
- 4等分に切り、片栗粉を薄くまぶす。ナスは輪切りにし水につけアクを抜く。
- Aを混ぜ合わせる。
- 大葉は千切りに、長ネギは白髪ネギにして合わせる。
- フライパンにゴマ油を入れて熱し、1のブリとナスを焼く。
- 4に2を流し入れ、味を絡める。
- ごはんに刻みのり、5のブリとナス、3の薬味を乗せる。