指ヨガで頭をクリアに
午前中の仕事を終えたら、指ヨガをやってリフレッシュしよう。この手技は“部分の中に全体が隠されている”という、アジアの伝統的な医学の考え方に基づいて作られている。つまり、手が全身と深く結びついているものと捉え、ここを正すことでカラダ全体を整えようというわけだ。

指ヨガでは中指は脊柱に該当し、また自律神経の中枢とも考えている。そして、中指の骨と骨の間に詰まりや捻じれ、歪みなどが発生することで、全身に悪い影響が出るのだ。
だから中指を関節ごとにまわしたり、引っ張ったり、反らせたりして整える。その結果、自律神経中枢を安定させることができるのだ。“手技”と記したが、とても簡単に短い時間でできる。午後の仕事にも力強く進んでいけるはずだ。
実践!7ステップの「指ヨガ」
⑥ 口から吐く

握った右手で中指を反らしながら息を吐き、同時に左腕も伸ばしていく。
⑦ 口から吐く

息を吐き続けて腕が伸びたら、右手で中指を反らす。しっかり反ったら、息を吸いながら最初のポジションへ。⑤〜⑦を3回繰り返す。
① 口から息を吐きながら、1〜10まで数える

左の手のひらを腹に当てる。中指の爪の両脇を右手でつまみ、フーッと息を吐きながら、もしくは声に出して10回数え、それに合わせて右手で中指をひねる。終わったら、第1関節と第2関節の間、さらに第2関節と指の付け根の間でも、同じ動作を繰り返す。
② 口から吐きゆっくり10回まわす

左の手のひらを腹に当てたまま、右手で中指をつまみ、外側へと立てる。このとき他の指は腹につけたまま。息を吐きながら、つまんだ手で中指をゆっくり大きく10回まわす。同じように反対方向へも10回まわす。
③ 口から吐き10往復

左手の手のひらを下に向け、指を揃えて左太腿の上に置く。息を吐きながら、中指の付け根から指先までをさする。10往復する。
④ 口から吐き3回

左手の中指の付け根を、右手でつかむ。右手で中指を圧迫するように押しながら指先へと引っ張っていき、最後にスポーンと中指から右手を引き抜く。息を吐きながら3回行う。
⑤ 鼻から吸う

左肘を曲げて、左手のひらを顔に向ける。右手の甲を顔へと向け、その手で左手の中指を握って、鼻から息を吸う。
⑥ 口から吐く

握った右手で中指を反らしながら息を吐き、同時に左腕も伸ばしていく。
⑦ 口から吐く

息を吐き続けて腕が伸びたら、右手で中指を反らす。しっかり反ったら、息を吸いながら最初のポジションへ。⑤〜⑦を3回繰り返す。
① 口から息を吐きながら、1〜10まで数える

左の手のひらを腹に当てる。中指の爪の両脇を右手でつまみ、フーッと息を吐きながら、もしくは声に出して10回数え、それに合わせて右手で中指をひねる。終わったら、第1関節と第2関節の間、さらに第2関節と指の付け根の間でも、同じ動作を繰り返す。
② 口から吐きゆっくり10回まわす

左の手のひらを腹に当てたまま、右手で中指をつまみ、外側へと立てる。このとき他の指は腹につけたまま。息を吐きながら、つまんだ手で中指をゆっくり大きく10回まわす。同じように反対方向へも10回まわす。