サッカー×卓球! 注目のニュースポーツ「テックボール」を体験

取材・文/神津文人 撮影/安田光優

初出『Tarzan』No.820・2021年10月7日発売

テックボール

リオネル・メッシ選手がプレーした動画が拡散されて話題になった「テックボール」。これはやってみたい!ということで早速、日本テックボール協会の会長であり、アジアチャンピオンでもある早稲昭範さんにコンタクト(贅沢!)。

教えてくれたひと
注目のニュースポーツ「テックボール」を体験

早稲昭範(わせ・あきのり)/1985年生まれ。一般社団法人日本テックボール協会会長。テックボールアジアチャンピオン。寝転びながらのリフティングのギネス世界記録保持者。Instagram

彎曲した専用台を挟んで行う“フット卓球”といった感じのスポーツで、サッカー同様、手や腕は使えない。

注目のニュースポーツ「テックボール」を体験

「テックボール」のルール。

「テックボール」のルールは、決して難しくはない。3タッチ以内にボールを返球、同じ部位での2回連続タッチは禁止、サーブ台から2m以上離れて行い直接相手コートに入れる、台にカラダが触れてはいけないといったもの。また、相手側のエリアに入っての攻撃は禁止されている。

毎月練習会が開催されている富士通スタジアム川崎で、実際に体験してみたところ…。3タッチ以内、右腿→右腿のように同じ部位で連続タッチするのはNG、そして台の相手側でバウンドさせるという縛りがあるため、ゆる〜く相手をしてもらっているのに、正直ボールを返すだけでいっぱいいっぱいな筆者。

テックボール

これでは「テックボール」の魅力を伝えられないのではと焦り、ギアアップをお願いしてみると…。胸でレシーブ、腿でトス、からのアタックよろしくボレーシュートが飛んできた。それを警戒して下がると、今度はテニスのドロップショットのように前に落とされる。いやぁ凄い!

取材であることを忘れて楽しんでしまった。が、もう少しリフティング練習します。

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