注目のフードテックや食にまつわる課題の解決に取り組む企業や飲食店、大学の展示などが集まるフードコート《Beeat!!八重洲》が2021年10月8日(金)に東京駅八重洲口前にグランドオープンした。
プラントベースの新食材や植物工場生産の野菜を使ったメニューが楽しめるのはもちろん、食をテーマにしたショートフィルム上映会、大学生によるプレゼンテーション、グラフィティアートの展示など色とりどりの内容。
実食できるメニューはというと、大豆を米のように食べられる大豆食品ブランド《Beanus(ビーナス)》や、八重洲から自転車で3分の場所で収穫される100%植物工場産の《京橋レタス》など、新鮮味のある食材を調理したものが並ぶ。
他にも規格外となった野菜を使ったアラカルトやプラントベースバーガー、動物由来の乳脂肪を使用していないアイスクリームなど。フードロスをなくす取り組みから、作り置きしないというのもうれしい。
また、フードコート内に設置された〈カゴメ〉の「ベジチェック」では、センサーに手のひらを当てるだけで、数十秒で野菜摂取レベルがわかるという体験も。
江戸時代から大正、昭和まで日本橋に魚市場、京橋には青物市場があり、その名残に老舗料理店から最先端のレストラン、ホテルが集まる八重洲周辺。現在は植物工場兼研究施設「PLANTORY TOKYO」といった食の実証実験の拠点も出来るなど、世界の食のイノベーションを起こすにふさわしい街だ。
丸の内で働く人のランチ、休日遊びに訪れる人たちの小腹満たし。食の未来とカラダにイノベーションを起こしに立ち寄りたい。
INFORMATION
Beeat!!八重洲
住所:東京都中央区八重洲1-9-9東京駅八重洲中央口正面
開催時期:2021年10月8日(金)~2022年3月末(予定)
営業時間:11:00〜21:00(期間中無休)
※営業時間は変動する可能性があります