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ホエイプロテインとソイプロテインの特徴を解説(松下▽さん)

皆さん、こんにちは!  松下▽(まつした・ぎゃくさんかっけい)です!

松下さん

今回はホエイプロテインソイプロテインの特徴について解説します。

最近、色んな企業がソイプロテインに注目した内容のマーケティングを行っているのをよく目にしますが、果たして本当に正しいのでしょうか??


ホエイプロテインの特徴

① タンパク質の吸収がソイプロテインより速い=迅速に血中アミノ酸濃度を高められる、トレ後や朝イチに有効

② BCAA(アミノ酸:バリン、ロイシン、イソロイシン)を多く含む=タンパク質を筋肉に合成するスイッチを入れる(主にロイシンの働きによる)

ソイプロテインの特徴

① タンパク質の吸収がホエイプロテインより遅い(トリプシンインヒビターの働きによる)=トレ後や朝イチなど迅速にタンパク質を補給したいタイミングには適さず、タイミングが難しい/吸収が遅いので腹持ちが良い

② ロイシンが少ないため筋合成への寄与が少ない

③ アルギニンがホエイプロテインより豊富=成長ホルモンの分泌や血流を促進

④ バイオロジカルバリュー(摂ったタンパク質が有効に利用される割合)がホエイプロテインより低い


以上の特徴を踏まえ、トレーニングに精通している人のほとんどは迷わずホエイプロテインを選択します。

稀に乳製品がカラダに合わない乳糖不耐性の方がいらっしゃいます。 そういった方はホエイプロテインの中でも限られた製法のもの、もしくはソイプロテインをチョイスすることになります。

ホエイプロテインの製法については別の機会に解説します。

ちなみに、原料価格は圧倒的にソイプロテインの方が安く手に入ります。このことから、なぜ市場ではソイプロテインが最強マーケティングがされるのかお分かりいただけるのではないでしょうか。

ただし、ソイプロテインにも前述の通りアルギニンの働きや腹持ちの良さからダイエットにはポジティブな側面も持ちます。

プロテイン

ここで一つ、興味深い研究を補足して終えたいと思います。

2013年のオックスフォード大学の発表によれば、プロテイン(タンパク質)は単一種類ではなく複数種類を組み合わせることで、タンパク質合成(タンパク質吸収効率)がより高まることが示されています。

ホエイとソイで弱点を補い合うことが最強(摂取目的によるが)であるということです。トレーニングに関する正しい知識で、後悔のない買い物,筋トレライフを送って欲しいと思います!

論文みたいになっちゃってすみません(笑)最後までお読み頂き、ありがとうございました!

インスタグラムもよろしくお願い致します!

「筋肉はカッコイイ▽」


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