【今回の筋肉】左右田謙さん
常日頃から、所属モデルには腹・胸・腕を重点的に鍛えるよう口酸っぱく伝えています。モデルたるもの、洋服が似合うことが大前提。どんなファッションも映えるカラダになるには、この3つの部位が特に重要だと思います。
サーファーのように機能的な筋肉が備わったナチュラルなボディが、モデルのカラダの理想像に近いです。と言っておきながら僕自身はモデルではないので(笑)、トレーニングに励む目的は全く別。6年前に始めた競技のパフォーマンスアップのために鍛えています。
今は海外のレースがとにかく恋しい。
メインで取り組んでいるのはトライアスロンですが、スパルタンやトレラン、オープンウォーターなどにも出場しています。レースによって最適なカラダは異なるので、最低限の筋力を維持しつつ、次に控えるレースに備えてカラダを毎回作り替える。
この1〜2年は例外として、年間30本ほどレースに参加していました。それまではバスケ一筋でシニアチームにも所属するほどでしたが、ランニングなど健康維持を目的とする運動は、苦手意識があり全くせず…。
でも40歳になった時に考えたんです。人生80年の折り返し地点。今後も好きなバスケだけに取り組むばかりで本当にいいのか、と。常に絶好調なコンディションを維持できるよう、多角的にカラダを動かせる競技を始めようと決意しました。
当初は幼少期にやっていたスイムが長所になると思っていましたが、ランニングは今までやってこなかった分“伸び代”が大きくて。気づけば他の2種目よりタイムが速くなってました。
今は海外のレースがとにかく恋しいです。「You can do it!」と現地の方に応援してもらう高揚感はやっぱり格別。ただ国内でも面白いレースが充実しているので、いろいろ参加する予定です。
今後も競技を通していろんな土地を巡りたいです。