“鍛えるシェフ”直伝の筋肉レシピ:「鶏むね肉の冷しゃぶサラダ」
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回はターブルOGINO・荻野伸也さんに教えてもらった「鶏むね肉の冷しゃぶサラダ ポン酢タレ」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: <a href="/tags/reiko_kawamura/">Reiko Kawamura</a>
初出『Tarzan』No.808・2021年4月8日発売
教えてくれた人
トレーニーの気持ちがわかる、鍛える料理人に「筋肉つけたいんです!」と言ったら、どんなレシピを教えてくれるだろう? そんな妄想から始まったこの連載にトライアスロン歴12年のフランス料理人、荻野伸也さんは「筋肉に一番パフォーマンスがいいのは、やっぱり鶏むね肉。それにフレンチだとむね肉って、もも肉よりもランクが上で高級食材なんですよ」。
それは聞き逃せない!
「トレーニング後はイジメた筋肉を早く回復させたいし、腹ペコだからむね肉1枚分は行けるでしょ(笑)。前菜とメインの2本立てにすればおいしく食べ切れます」
鶏むね肉の冷しゃぶサラダ ポン酢タレ
【材料:1人分】
- 鶏むね肉(皮なし)…1/2枚(135g)
- 片栗粉大さじ1強…(10g程度)
- サラダ用野菜(ベビーリーフふたつかみ、ミニトマト4個、クレソン3本など好みのもので)…適量
- ポン酢(市販)…適量
【作り方】
- 鶏むね肉は、包丁の刃を寝かせて削ぐように厚さ3mmくらいの削ぎ切りにする。
- ボウルに①の肉を入れ、片栗粉を入れてボウルを回しながら薄く均等にまぶす。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、沸騰したら2の肉を1枚ずつ広げながら素早く入れる。いったん温度が下がるので強火にし、再沸騰したら30秒後に火を止める。
- ③の肉を穴あきお玉などですくって湯を切り、冷水を入れたボウルに入れて粗熱を 取る。冷めたらザルに取り水気を切る。
- 皿にサラダを盛り、4の肉を乗せる。上からポン酢を回しかける。
【ポイント】
栄養ポイントはココ!
超高タンパク低脂質の鶏むね肉は、ぜひ取り入れたい食材。ドレッシングではなく、ポン酢がノンオイルなのもカロリー減のコツ。野菜は抗酸化成分豊富な色の濃い葉物やトマトが、運動後の活性酸素を減らしてくれます。(管理栄養士 河村玲子さん)