一般家庭なら厚み2cm以上が目安。
自宅でハードなトレーニングを行うとなると気になるのが騒音問題。一度気になると思いっきり追い込めず、不完全燃焼なんてことに。
「集合住宅の2階以上にお住まいの方からの相談が多いですが、1階でも、壁を伝って2階に音が伝わることがあるので、注意が必要です」
そう話すのはTHINKフィットネスで外販部門を担当する尾崎裕之さん。ゴールドジムの運営で知られるTHINKフィットネスはホームジム作りのサポートをしており、騒音に関する相談にも乗ってくれる。
「ヨガマットを敷く人も多いかと思いますが、防音効果はほとんど期待できません。自体重がメインのトレーニングであれば、ホームセンターなどで売られているジョイントマットを敷くだけで、ライトな対策となります。厚さは1cmほどでしょうか。ちなみに、スポーツジムでは床下に防振対策を施したうえで、ダンベルなどがあるフリーウェイトエリアでは2.5〜3cm以上のマットを採用するのが一般的。総合的に見て、一般家庭なら2cm以上の厚さのマットがあれば安心かと思います」
THINKフィットネスでは2~7cmのさまざまな厚さのマットが販売されている。良識あるトレーニーなら、木造、鉄筋など建物の構造や、HIITを行う時間帯などを考慮しながら、適した厚さを見極めるべし。