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40%以上の男性が悩んでいる!? 気になるフケはこうすれば抑えられる!
フケと聞くと思春期特有の悩みというイメージがあるが、大人になってから突然フケが増えることも少なくない。
取材・文/黒田創 撮影/小川朋央 イラストレーション/林田秀一
P&Gによる調査ではあまり年齢に関係なく日本人男性の41%*(18〜54歳)が悩んでいると言われ、密かに気にしている人も多いはず。また「フケは体質によるので仕方ない」ともよく言われるけど、実のところ、シャンプーを中心にしっかり頭皮ケアすればフケはしっかり抑えられるという。
専門医であるはなふさ皮膚科の花房火月先生に、フケの正しい対処法と予防策を伺った。
教えてくれた人
花房火月先生(はなむら・ひつき)/皮膚科医。東京大学医学部卒業後、癌研究会有明病院、東京大学医学部附属病院皮膚科、NTT東日本関東病院皮膚科を経てはなふさ皮膚科を開設。理事長を務める。https://mitakahifu.com
フケを大量発生させる「原因菌」の存在。
まずは、フケのできる原因について。
「フケの正体は古くなった頭皮の角質細胞です。頭皮では新陳代謝とともに常に新しい細胞が作られており、古くなったものが剥がれ落ちるのはごく自然なこと。これはターンオーバーと呼ばれ、多少のフケが出るのは問題ありませんし、通常フケのサイズは小さく、目立つこともありません。
しかし、何らかの原因でターンオーバーのリズムが早まると、まだ新しい角質細胞まで頭皮から剥がれ落ちてしまい、塊となって目に見える大きさのフケとなり大量に落ちてきたり、常に髪にこびりつくような状態になってしまいます」(花房先生)
ターンオーバーが早まる原因としては、元々の肌質と頭皮の皮脂の量、誰の頭皮にも存在する原因菌(マラセチア菌)の3つのバランスが崩れること。また頭皮の乾燥により未熟な角質細胞が次々と剥がれてしまうことなどが考えられるという。
頭皮の皮脂を栄養にして原因菌は繁殖する。
「特に、皮脂の分泌が多い部位にマラセチア菌が増殖すると、脂漏性皮膚炎という炎症を引き起こすことがあります。マラセチア菌はカビの一種で、フケの原因菌とされていますが、どうして皮膚炎を引き起こし、フケの原因になるのかのメカニズムはよくわかっていないのが正直なところ。
しかし、マラセチア菌は頭皮の皮脂を栄養にして繁殖する特徴を持っています。ゆえに普段から汗や皮脂の分泌量が多い人は原因菌がどんどん増えてしまい、結果的に脂漏性皮膚炎となってフケが大量発生してしまうというわけです」
皮脂の大量発生はストレス過多や睡眠不足を中心とした不規則な生活、また脂質の多い食生活などが要因となるため、そういった生活習慣を改めることである程度改善が期待できるという、では、フケの原因菌であるマラセチア菌にはどう対処すれば良いのだろう。
原因菌を抑えるシャンプーの成分と洗い方。
一度ターンオーバーが早まってしまうと、毎日しっかり髪を洗ってもフケが出続けてしまう。ならば少し発想を変えて、フケに効く成分の入ったシャンプーを選んでみよう。
「フケ対策用の成分はいろいろありますが、近年注目されているのがピロクトンオラミンという成分です。これはピロクトンとエタノールアミンから形成され、殺菌薬として用いられる有機化合物で、細菌やカビ類に優れた抗菌および殺菌効果を発揮したり、頭皮の皮脂の過剰分泌を抑えたり、また抗酸化作用も持つことがさまざまな研究からわかっています」
続いては洗い方。ピロクトンオラミン入りのシャンプーを使い、こんな洗い方を実践しよう。
- シャンプーは手で泡立ててから髪につける。
- 頭皮を指の腹を使って洗う。
- きちんとすすぐ。
- 自然乾燥ではなくドライヤーを使い短時間で乾かす。
「フケが多いと、中にはとにかく皮脂を取り除こうと1日に何度もシャンプーしたり、洗うときに強く頭皮をこすったり引っ掻いたりする人もいると思います。
しかし頭皮に必要な皮脂まで奪うと余計に皮脂が分泌されてベタついたり、別の頭皮トラブルの原因になってしまうことも。シャンプーは1日1回でOKですので、洗い方を少し変えてみてはいかがでしょうか」
ピロクトンオラミン入りのシャンプーでフケよ、さらば!
最後は『ターザン』おすすめのピロクトンオラミン入りシャンプーを紹介しよう。世界有数のシャンプーブランド〈h&s〉より、この春新しく登場した、フケ・かゆみに悩む男性向けライン《h&s scalp》である。
これは新処方の有効成分ピロクトンオラミンが頭皮全体を均一にカバーし、毛穴の奥に潜むフケ・かゆみの原因菌の増殖を防止。ミクロな泡立ちで頭皮をしっかりクレンジングできる。
また、シャンプーとともに頭皮に直接つけるコンディショナーも一緒に使用することで、フケ・かゆみを長時間予防することが期待できる。
フケに悩んでいる人は、有効成分の入ったシャンプーと正しい洗い方でフケを抑え、予防しよう。試してみない手はない。