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春に「目の疲れ・気持ちの昂り」を感じたら、肝(かん)ケアを!(漢方薬剤師・鹿島絵里さん)

春は肝(かん)。まばたき多くなりゆくPC前、少し休みて、イラだちたる時のコーヒーに「くこの実」少し足し加えたる。

枕草子風に春の養生を表現してみました(すいません)。漢方医学的視点からカラダづくりを応援する、漢方薬店kampo’s(カンポーズ)薬剤師・薬学博士の鹿島絵里です。

さて、宮廷仕えの清少納言が執筆の合間にくこの実を食したかは定かではありませんが、春といえば漢方では肝(かん)! 肝(かん)のケアにウェイトを置く季節です。ここでいう肝は五臓のひとつ、肝心脾肺腎の肝です。

現代の解剖学で肝臓と呼ばれる臓器を含みつつ、漢方的なカラダの繋がりも反映した生体システムのひとつです。この生体システム肝の特徴として気持ちの昂りといった要素が挙げられます。

ハートと目

そのイライラは巡りの悪化によるもの⁉️

「やたらと目がしぱしぱするなぁ。ついに花粉症デビューか?」いいえ、それは肝血が不足しているせいではないでしょうか! 「なんかイライラする〜。あんな言い方しなくてよかったのに自分のバカ!」いいえ、それはあなたの本当の姿じゃなくて肝気の巡りが悪いせい! こんな時は薬膳の力を借りましょう。

旬の食材がなによりも薬に。

春に出る青い野菜、特に苦味や香りの感じられるものが肝血を養い、また肝気を巡らせます。

  • 菜花
  • こごみ
  • タラの芽
  • ウド
  • スナップエンドウ
  • キャベツ
  • セロリ
  • クレソン
  • ふき
  • アスパラガス
  • etc…

なんだっていいです。帰り道に立ち寄ったスーパーでおいしそうだと思ったら、それが素直にあなたの今日のカラダが欲しているもの。迷わずピックアップして食卓へ。

動物性のものならアサリカツオなど、やはり旬のものがおすすめですよ。こんな何気ないことで、意外と肉体も気持ちも平静を取り戻すものです。

コーヒーに「くこの実」をちょい足しで目をケア。

オフィスではいつものコーヒーにくこの実をプラスしてみてください。特にPCやタブレット、スマホ等の使用で目を酷使しがちな方は、「くこの実」マストですよ! あまりに重症であれば、もちろん漢方薬という選択肢もあります。

春に「目の疲れ・気持ちの昂り」を感じたら、肝(かん)ケアを!

春はのケアを忘れずにお過ごしくださいませ。

INFORMATION

漢方薬店kampo’s:https://www.kampos2015.com/

オンラインショップ:https://kampos.thebase.in/I

nstagram:@kampo_lab


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