- 鍛える
フィットネスの習慣化を助ける新感覚ライト《ライフコンディショニングシリーズ》を体験
PR
まだまだ寒さが続くこの季節、ジムに行くのが億劫だったり、家トレのモチベーションが高まらない人は、アプリ連動型体幹トレーニングボード《プランクパッド プロ》を使ってみては?
「体幹ボード」と検索するとこうした形状のアイテムはたくさん出てくる。ボードの裏側が半円柱状になっており、その上にカラダを乗せ、プランク姿勢をとったり、体勢を変えながらバランスをとることで体幹の筋肉を強化する、という仕組み。
今回のボードを作ったのは、長年の腰の痛みに悩んでいた、とあるドイツ人。体幹を強化すると腰痛が緩和されることを知り、「それにはプランクが最適」ということで開発。ただし、《プランクパッド プロ》は単なるボードではない。スマホの専用無料アプリでゲームをしながらプランクが行える。ここが最大の特徴。
優れた体幹トレーニングであるプランクだが、これが長続きしない人が口を揃えて言うのが、「飽きる」ということ。そして、それはボードを使っても同じ、という人も多いはず。開発者はその点を考慮し、プランクをいかに楽しく続けられるか熟考した結果、ゲームと組み合わせるに至ったという。
実際に使ってみよう。まずはスマホに『Plankpad』のアプリをダウンロードする。あとはボード上にスマホを置き、アプリ内のゲームを選んでプレイする。スマホのジャイロセンサーのみを利用するので、ややこしい接続設定は不要だ。
いくつかのゲームの中から今回は『キャンディーモンスター』をチョイス。プランク姿勢をとり、ボード上に左右の前腕を置いたらスタートボタンをタップしてみよう。
これはカラダを左右に上手に傾けながら、空から降ってくるお菓子をモンスターのキャラに食べさせるゲーム。単純明快なのだが、これがハマる。普段はたった30秒のプランクでも飽きちゃうのに、気付けば2分、3分とプランクを続けてしまうのだ。他にも障害物を避けつつ波乗りするゲームや、雪山をスノボで滑走するゲームなどがある。
スマホの画面をテレビにミラーリングすれば小さい子供でも上に立って楽しむことができ、バランス感覚を養うのに役立つし(使用は保護者同伴の下で)、ガチで鍛えたい人向けにはワークアウト用の動画プログラムも用意されている。
家トレをエンタメに変えるこのギア。昨年のコロナ禍により欧州で火がつき、その後日本でも人気急上昇。いまやらない手はないのである。
取材・文/黒田 創 イラストレーション/羽鳥好美
初出『Tarzan』No.804・2021年2月10日発売