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フィットネスの習慣化を助ける新感覚ライト《ライフコンディショニングシリーズ》を体験
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心拍数をトレーニングの道具にするのさ。今日のあなたの“適切”心拍数は、昨日と違うかもしれない、《G-SHOCK GBD-H1000》はそれを教えてくれる。
心拍数とは1分間の心臓の拍動数のこと。ではその心拍数で何がわかるのでしょう? まずは、あなたの持久系運動能力が数字として見えます。あなたの心肺機能を自動車のエンジンにたとえましょうか。排気量の大きなエンジンならほんの少しアクセルを踏むだけで上り坂でもガーッと走り出します。大きな荷物を積んでも平気、高速道路を余裕で巡航できます。
そんな優れた心臓と、酸素をたくさん取り込める肺機能と、毛細血管をカラダ中に網の目のように巡らせていれば(全部あわせて心肺機能です)、たくさんの血液つまりはエネルギーと酸素を循環させることができます、ほら元気活発でしょう。
心臓(ポンプ)1回当たりの血液の送り出す量が大きいため(エンジンの排気量が大きいってこと)、1分間のポンプ回数=心拍数は少なくて済みます。いわゆる安静時心拍数が少ない、ってこと。
クルマでいえば低い回転数から力が出せます、まだまだアクセルを踏み込めるから、強く長く運動を続けられます。世界トップのマラソン選手、テニスプレーヤー、距離スキー選手は30拍/分くらいが当たり前です。
残念ながら運動の上限、どこまで強い運動ができるか(最大運動強度)は、おおよそ年齢で決まってしまいます。
心拍数に置き換えて仮にそのリミットを180拍/分としましょうか、30拍/分から力を出せる人と、60拍/分からでないと力を出せない人がいるとします。ともに同年齢、前者は150拍/分の余裕があります、後者は120拍/分しかありません。
ですが「適切」な運動をすれば年齢に関係なく、心肺機能を高めることができ、安静時心拍数を小さくすることができます。実年齢に関係なくパフォーマンスを高く保てるのです。これが心拍数の基本的な理解。
そして最新の心拍計は最低過去2週間分のデータがあれば、それを分析して現在のあなたの体調を客観的に判断してくれます。
《G-SHOCK》シリーズのGPS心拍計。手首で計測する最新の光学式センサーを搭載し、耐衝撃構造を持った20気圧防水の、タフなのに安心な精密デバイス。専用のスマホアプリと連携し運動効果を分析、効率のいいトレーニングを教えてくれる。税別50,000円。公式サイト
心拍計にトレーニングプログラムを入力すれば(マラソン4時間切りとか)、それまでのトレーニング量とその運動効果、また疲労の量、疲労回復度などを計算して、今日のあなたはトレーニングを「する」べきか「休む」べきか、「する」なら今日のあなたに「適切」な「有酸素運動」はこのくらい、なんてことを教えてくれます。
また、いまこそ絶好調、マラソンを走るならこの3日間のうちです、というピーキング分析までしてくれます、なんとありがたい。
さて、このカシオの心拍計。街や山で使ったけど、まっさきに思ったのは「視認性」が抜群にいいってこと。
太陽光ぎらぎらの真下でもきっちり小さい文字数字が読み取れる、これはすごいよ。当たり前だけど心拍計は運動しながら(多くの場合は走りながらだ)見るもの、文字盤をじっと見つめているヒマはない。心拍計の視認性ってなにより大事だと思う。でね、小さい文字でも読み取れるってことはたくさんの文字数字、デザインを入れられるってこと。チラ見で情報たっぷり。
そして「心拍ゾーン」トレーニングが便利だな。前述のように心拍数は運動強度を表すモノサシだけど、カシオはウォームアップのレベル1、脂肪燃焼のレベル2、有酸素運動のレベル3、無酸素運動のレベル4、瞬発力強化のレベル5、の5段階に分けてある。
トレーニングプログラムを作れば、過去のデータから計算してもっとも「適切」な「今日はレベル3を」なんて教えてくれる。
カシオを使うと、効率よく、ケガなく、速くなれる。すごいよ。
文/内坂庸夫 撮影/山城健朗 ヘア&メイク/天野誠吾 スタイリスト/ヤマウチショウゴ
初出『Tarzan』No.801・2020年12月17日発売