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「デート予定が面倒くさい…」は重要なサイン|専門家に聞く「疲労の正体」vol.7

どうして人間は疲れるのか? 頑張る男子くすぶりくんの漫画と疲労の専門家・梶本先生の解説をテーマごとに読めば、謎が解ける! 今回のテーマは、「衝動というシグナル」について。

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梶本修身
(イラスト左)梶本修身先生/東京疲労・睡眠クリニック院長。元大阪市立大学大学院疲労医学講座特任教授。疲労研究の第一人者として多数の著書やテレビなどのメディアで情報を発信。
(イラスト右)働き盛りの33歳・くすぶりくん/本名は、クスブリヒカル。仕事に追われながら、日々起こるささいなことにいちいち反応し、ヘルメットから煙をプスプスと出してくすぶることがクセ。
専門家に聞く「疲労の正体」|「衝動」と疲れの関係

「衝動」のサインを見逃すべからず。

くすぶりくん(以下:く) でもデートをドタキャンするのは申し訳ないので、行くには行ったんですけど。イマイチ盛り上がりませんでした。僕、疲れてるんでしょうか?

梶本修身先生(以下:梶) 疲れてますね。酸化している可能性が高いです。

 先生ならそう言ってくれると思ってました! そうですよねっ、ただのムラっ気じゃないんですよねっ。

 「飽きる」「眠くなる」「パフォーマンスが低下する」が疲れの3大徴候とすると、それとは別に「衝動」というシグナルがあります。

 B’zの曲ですね。好きです。

 それは置いときましょう。「衝動」というのは慢性的な疲労の徴候です。今日はなんだかだるい、デートに行くのが面倒くさい、いつもは歩く距離なのにタクシーに乗りたくなる。本来は好きだったり苦にならないことなのに、なんだかやる気がしない。これが衝動と呼ばれるものです。

 おおっ、まさにユミちゃんとのデートが急に面倒くさくなったこの前の僕!

 この衝動はすごく大切なんです。「お腹が空いた」という感覚は、血糖値や胃の内容物やその他のあらゆる情報によってもたらされるものです。意識下にはたくさんの情報があるけれど、それをすべて汲み取ることはできません。全身から集まってくる情報によって起こる何かしらの反応が衝動。その情報に耳を傾けることが大事なんです。

 なるほどー。楽しみにしていたことが面倒になったら、疲れてるかもって思うようにします!

取材・文/石飛カノ イラストレーション/沼田光太郎

初出『Tarzan』No.797・2020年10月8日発売

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